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RPA等のテクノロジーを活用した経理業務の効率化

RPA等を活用し、経理業務の効率性の向上と付加価値の高い業務への変革を実現する

経理業務は管理業務の中でも一定の知識や判断を必要とする専門性の高い業務領域の一つですが、情報の収集やシステム入力、決算書の作成等の部分においては定型業務も多く存在します。 これら定型業務は、昨今様々な業務領域で導入が進んでいるRobotic Process Automation(RPA)が得意としており、RPAに代替することで効率的な経理業務の実施が期待されます。 経理業務の効率化により削減できた時間を有効に活用し、より付加価値の高い業務、例えば経営の判断に資する精度の高い業務分析や子会社・関連会社との連携・管理等の業務に注力することが経理部門に求められています。

経理業務の多くの領域でRPA導入による効率化が可能である

経理業務の内、取引処理や決算書等の報告書の作成に関する業務領域には一般的に下図のような業務が含まれますが、これらの多くはRPA導入により大幅な効率化が期待されます。

また、ここで示している以外の資金管理や予算策定、業績分析等の経理業務においてもRPAによる自動化の機会は多くあると考えられます。

そのため、経理業務全般においてRPA導入を進め、効率化により削減した時間を有効に活用し、企業の価値向上に結び付くよう、より付加価値の高い分析・管理業務、子会社や関連会社の管理・モニタリング業務等に多くの時間を割く事が求められています。

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RPA導入時の業務分析ではペーパーレス化を含むBPRを進めることで効率化の効果がより大きくなる

RPAの導入にあたっては一般的に①環境整備、②導入対象業務の分析、③要件定義・設計、④開発・テスト、⑤導入結果評価のプロセスを経ることになりますが、なかでも導入対象業務の分析が重要になります。

ここではRPAが導入できる業務であるかどうかについて、担当者が普段行っている作業レベルで検討を行い、またRPA導入により想定されるメリットとコストの比較検証を行った上で導入の可否を決定します。

特に経理業務においては紙の帳票を用いることも多くありますが、電子化(ペーパーレス化)すること自体が効率化であり、かつ、RPAの導入対象業務の拡大にもつながるため、業務分析においてはRPA導入の可否のみならず、このようなBRP(Business Process Reengineering)を並行して進めれば効率化の効果がより大きくなることも期待できます。

RPA構築アプローチ(イメージ)
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経理業務へのRPA導入には内部統制上の留意点も考慮する必要がある

経理の領域では多くの業務がRPAの導入対象となりますが、一方で経理業務は内部統制やSOX評価対象業務であることが多いことに留意する必要があります。導入にあたっては効率化のみの観点で導入の可否を検討するのではなく、RPAの導入によって内部統制の有効性が阻害されないか、SOXの評価で不備とならないかという観点も検討した上で、導入の可否を検討しなければなりません。

そのため、経理部門におけるRPAの導入は、他のフロント部門や管理部門以上に幅広い検討が必要となるため、情報システム部門や内部監査部門等も巻き込んで導入の検討を進めることが重要です。

デロイト トーマツの各分野の専門家が連携し、支援します

デロイト トーマツでは、RPA導入時の業務分析、リスク評価、内部統制の専門家(オペレーショナルリスク)とRPAの設計・開発の専門家が連携し、リスクを適切に管理した上でより効果的なRPAの導入を支援します。

また、上記のRPAの導入支援に留まらず、以下の実行支援も行います。

  • RPAに係るITガバナンス構築
  • 経理業務のBPR、ペーパーレス化支援(電帳法対応含む)
  • テクノロジー導入に伴うJ-SOXの見直し支援
  • RPAの導入・操作・管理に関する教育研修の実施
  • RPAの保守・運用 など

本記事に関してのより詳細な内容や関連資料、プロジェクト事例の紹介資料等を多数用意しております。詳しい資料をご要望の場合は以下のフォームよりお問合わせください。

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