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テクノロジーを活用したSOX評価業務の自動化

RPA等を活用し、Automation SOX(SOX業務の自動化)を実現する

昨今の働き方改革への取り組みやテクノロジーの進歩等の外部環境の変化により、生産性、効率性を高める目的で様々な業務領域においてRobotic Process Automation(RPA)が導入されており、従来、人間が実施していた作業の自動化が大きく進んでいます。 しかしSOX評価業務においては多くの企業で、依然として大半が手作業で実施しており、十分に自動化が進んでいません。SOX評価業務においても様々な部分で自動化できる業務があり、今後は定型業務について自動化を行い、付加価値の高いリスク評価や不備対応等に注力することが求められています。

SOX評価業務の多くは自動化が可能である

SOX評価業務は一般的に下図のような流れになりますが、この内、評価範囲の検討、テストサンプルの抽出、サンプルテストの依頼、テスト結果の集計、文書化等の多くの業務において、完全にもしくはその一部の自動化が可能です。

下図においてはRPA等の導入により、SOX評価業務の内、完全自動化が可能な業務又は部分的に業務負荷を軽減できる業務を示しています。

現状ではこのような自動化が可能な定型業務に多くの工数を割いていますが、SOXの形骸化を防ぐためにもこのような定型業務は自動化を行い、削減された工数でより付加価値の高いリスク評価や不備発生時の評価、改善対応に時間を割き、SOXの有効性を高めることが求められています。

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RPAの導入にあたっては事前の業務分析が必須である

RPAの導入にあたっては一般的に①環境整備、②導入対象業務の分析、③要件定義・設計、④開発・テスト、⑤導入結果評価のプロセスを経ることになりますが、なかでも導入対象業務の分析が重要になります。

ここではRPAが導入できる業務であるかどうかについて、担当者が普段行っている作業レベルで検討を行い、またRPA導入により想定されるメリットとコストの比較検証を行った上で導入の可否を決定します。RPAは短期間での導入が可能でまた比較的修正が容易であるため、開発し直すことも従来のシステム導入に比べると簡単ですが、手戻りを防ぎRPAを効果の大きい業務に適切に導入するためには導入対象業務の分析が重要です。

RPA構築アプローチ(イメージ)
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RPA導入時の業務分析によりBPRも並行して進めることが可能である

RPA導入時に業務分析を実施し、RPAが導入できるようにBusiness Process Reengineering(BPR)を行いますが、当該業務分析の結果RPA導入が難しいと判断された業務についても、業務分析により業務の棚卸、見える化が出来るため、重複業務の削減や業務の統一といった業務のBPRを並行して進めることが可能です。

そのため、最終的に特定の業務にRPAの導入が出来なかったとしても業務分析によりBPRが行われ、結果として業務の効率化、適正化につながるケースもあります。

 

各分野の専門家が連携し、支援します

デロイト トーマツでは、RPA導入時のプロジェクト構想、業務分析、リスクマネジメントの専門家(オペレーショナルリスク)とRPAの設計・開発の専門家が連携し、リスクを適切に管理した上でより効果的なRPAの導入を支援します。

また、上記のRPAの導入支援に留まらず、以下の実行支援も致します。

  • 内部監査(IA)の自動化
  • 経理業務の自動化
  • RPAに係るITガバナンス構築
  • 教育研修の実施
  • RPAの保守・運用 など

本記事に関してのより詳細な内容や関連資料、プロジェクト事例の紹介資料等を多数用意しております。詳しい資料をご要望の場合は以下のフォームよりお問合わせください。

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