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ナレッジ
気候関連のリスク評価と財務情報開示
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気候変動は21世紀に直面する最も深刻な問題です。分野横断的、かつグローバルな課題であり多くのセクターに影響を及ぼし、他の課題と切り離しては議論できません。企業は、「サステナビリティ(持続可能性)」という新たな観点から、事業の全側面(商品、サービス、組織、マーケティングおよびコミュニケーション、資金調達、市民社会との交流)を再評価し、優先順位付けを行う必要があります。デロイト サステナビリティは、気候関連のリスクを管理し、報告するための包括的ソリューションを個々のニーズに合った形で提供しています。
デロイトの知見
デロイト サステナビリティは、気候関連のリスクを管理し、報告するための包括的ソリューションを個々のニーズに合った形で提供しています。
具体的には、デロイトは、気候関連リスクおよび機会の評価と開示について企業を支援します。デロイトの専門性は、2017年発行の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言とガイダンスに則した、透明性の高い確固たるメソドロジーに基づいています。TCFDの提言では4つの主要な柱(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標および目標)が示されていますが、これらの目的は一貫した「金融市場参加者が気候関連リスクおよび機会を把握できる開示」を促進することです。
課題と目的
事業が持続可能になるように気候関連リスクを識別・評価・管理します
直面している問題
気候変動リスクは、良くも悪くも事業に影響を与える可能性があり、企業もまた、気候変動の一因となっている。政策規制、原材料の入手可能性、地政学的状況といった潜在的な気候変動のリスクや課題に取り組むために、実行可能なツールに支えられた戦略が必要になります。
短期的目的
「ホットスポット(hot spots)」を把握し、堅牢で透明性の高いフレームワークに基づき、リスクのモニタリングおよび株主を含む社内外のステークホルダーへの報告する可能性を踏まえたフレームワークを設計します。
長期的目的
リスクを監視し、リスクを軽減し、発見事項が重要な事業上の意思決定へ寄与するようにし、適切なリスクフレームワークを用いてステークホルダーに伝えます
デロイトの4ステップアプローチ
気候変動リスクに対して短期的・長期的アクションを確実に行うための、明確で段階的な費用対効果の高いアプローチです。
デロイトは、ステップの最初から最後まで支援します。もしくはアプローチの中の特定のステップのみに関与することもできます。
1. 主要な気候関連リスクおよび機会の識別と優先順位付け
- 範囲、パラメーター、主要データのニーズ、目標、指標および目的の定義
- データ収集とステークホルダーのコンサルテーション
- 主要な気候関連リスクおよび機会の定量化と分析
2. カスタマイズされた気候関連シナリオの分析
- 地球温暖化、気候変動への対応政策に対する世界各国の支援、経済セクター固有の要因、起こりうるディスラプションを考慮した世界シナリオ(2℃シナリオを含む)の定義
- 各シナリオでのリスクと機会の説明
3. リスク低減および機会の獲得に向けたアクション策定
- リスクおよび機会の優先付けに対処するためのアクション策定と実施
- 実行可能で柔軟な、短期・中期・長期的ソリューション
- 測定および進捗のモニタリングのためのKPIの策定
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