サービス

ESG評価向上アドバイザリー(DJSI・CDP等)

ESG評価を活用し、企業価値向上につなげるためのアドバイス

近年ESG(環境・社会・ガバナンス)投資が拡大しています。その背景として、ESGを投資プロセスに組み入れ、「国連責任投資原則(PRI)」へ署名する機関投資家が増えていることが挙げられます。日本においても年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2015年に署名し、2017年7月にはESG指数に連動した運用を始めました。長期視点の機関投資家から信頼を獲得し、持続的な企業価値の向上を目指すために、ESG評価機関からの評価結果を自社の課題を把握するための成績表として活用することが重要です。

ESG評価向上の目的整理と、向上を目指すESG指数の特定

企業がESG評価向上に取り組む目的は様々です。投資先としての企業価値の維持・向上、レピュテーション向上、自社のESG活動の点検等、自社に適切な目的を整理・設定することによって、ESG評価向上の有効性を高めることは重要です。デロイト トーマツは、ESG投資や各評価機関に関する考え方等の情報提供を行いながら、適切な目的の整理・設定についてアドバイスします。

また、各ESG評価のメリット・特徴を整理し、機関投資家に与える影響の大きさ、評価方法、評価結果の有用性等の観点から、向上を目指すESG指数の特定に関する支援を行います。

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強化すべき課題の特定

ESG評価向上のためには課題の優先順位付けと改善計画立案がポイントとなります。そのために、現状調査を実施します。具体的には、対象とするESG評価の評価項目の洗い出し、直近の評価項目に基づいた回答分析、ベンチマーク分析等を行い、ESG評価向上のための課題を特定します。その上で、明らかとなった課題を元に、改善・強化策の検討を行うためのアドバイスを行います。

 

ESG評価のポイントを踏まえた情報開示

ESG評価機関への回答作成は、評価格付のノウハウを把握し、評価されるポイントを押さえて行うことが重要です。デロイト トーマツでは、CDPのスコアリングパートナーとしての知見、DJSI、FTSE、MSCI等の評価向上実績に基づき、効果的なESG評価対応をアドバイスします。

ESG評価結果発表後は、その内容についての分析を行い、次年度に向けた検討のためのアドバイスを行います。

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プロフェッショナル

船越 義武/Yoshitake Funakoshi

船越 義武/Yoshitake Funakoshi

有限責任監査法人トーマツ パートナー

サステナビリティ関連アドバイザリー業務に20年以上にわたり従事し、サステナブル経営高度化に資する多数のプロジェクト責任者を務める。担当する専門領域は、非財務情報開示レギュレーション対応(SEC、CSRD、ISSB)、マテリアリティ特定、中長期目標・KPI策定、GHG排出量マネジメント、TCFD、TNFD、人権デューデリジェンスなど多岐にわたる。金融から商社、運輸、製造業など幅広い業種のクライアント... さらに見る