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サービス
カーボンプライシング・インターナルカーボンプライシング(ICP)戦略サービス
TCFDのNext Step 気候変動を先取りし、企業価値を投資・排出権を通じて向上
気候変動問題で、社会・企業のインパクトとして最も大きな要素として、“カーボンプライシング(排出権・炭素税)”が挙げられます。このカーボンプライシングを企業戦略に生かすには、“カーボンプライシング戦略”、“インターナルカーボンプライシング設計”が必要です。また、TCFDのシナリオ分析で得た戦略を、より実効性を高めるための、NextStepとしても有用です。本サービスを通じて各国の最新のカーボンプライシング制度(国内外排出権制度、国境炭素調整)にも対応可能です。
目次
- カーボンプライシング・インターナルカーボンプライシング
- インターナルカーボンプライシング・カーボンプライシング戦略とは
- TCFDを踏まえた戦略と組み合わせることで、脱炭素経営が可能に
- Deloitteの強み
カーボンプライシング・インターナルカーボンプライシング
カーボンプライシングは、炭素に価格付けをするものです。2021年9月時点で、64の国・地域で、カーボンプライシング制度が導入されており、世界の約21%のGHG排出量をカバーしています(表1)。日本でも、新たな排出権取引市場や炭素価格の議論が進んでおり、EUでは国境炭素調整の議論が進んでいます。
このように、カーボンプライシング制度設計が各国で進む中で、“戦略的に”カーボンプライシングを投資の意思決定に活用を推進することが、気候変動の世の中で勝ち抜くためには必要です。
インターナルカーボンプライシング・カーボンプライシング戦略とは
カーボンプライシング制度を、企業の戦略に取り入れる方法論として、インターナルカーボンプライシング(ICP)があります。投資に、カーボンプライシングの要素を取り入れ、脱炭素の世界観に自社の取組をシフトしていく仕組みになります。(表2,3)
これにより、脱炭素の世界観で利益が出る企業・部門・設備に投資が可能になり、将来的な企業価値の向上につなげることが可能です。
TCFDを踏まえた戦略と組み合わせることで、脱炭素経営が可能に
TCFDでは、気候変動シナリオ分析を推奨しています。気候変動シナリオ分析におけるシナリオに対応した、世界観と、ICPの価格設定をすることで、自社の脱炭素経営の実現が可能となります。(表4)
Deloitteの強み
Deloitteでは、過年度よりインターナルカーボンプライシングの支援複数企業に対して実施しており、企業支援実績が豊富です。また、環境省と共にガイドの構築をしております。
https://www.env.go.jp/press/ICP_guide_rev.pdf
また、脱炭素経営の実績も豊富であり、TCFD等のサービスと本サービスを連動することで効果的に脱炭素と企業価値、利益の向上に繋げることが可能です。
>TCFD関連・シナリオ分析サービス
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