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データ分析:製造業における需要予測に関する課題

AI需要予測サービスを用いたスピーディーな販促・販売・生産計画立案

需要予測は、製造業における販促・販売・生産計画立案上の重要な業務ですが、多くの企業が「精度があがらない」、「工数がかかる」、「担い手がいない」といった課題を感じています。AI需要予測サービスは、精度向上のコンサルテーション、データ準備からPoCの実施、マネージドサービスを経たシステム導入までを、End to Endでご提供します。このAI需要予測を活用することで、企業固有のニーズにスピーディーに対応できる環境づくりを進めつつ、他サービスと併せることによって新しいサービス提供が可能となります。

AI需要予測サービスとは

需要予測は、製造業をはじめとした多くの業界において、「1丁目1番地」といわれる起点を成す業務であり、属人性を排した偏りのない予測結果を得たい、データを活用して予測精度を高めたいといった相談を多く受けています。

一方で、市販ツールが要件に合わない、もしくは機能が充実しすぎていてROIが合わないといった課題や、思うように精度があがらない、データの準備が大変、といった難しさがあり、取り組んだものの定着化にたどり着かないケースもあります。

導入を進めるにあたっての課題に対応するため、デロイト トーマツでは、AI需要予測の導入にあたり、以下のサービスを提供しています。

  1. 需要予測の狙い、実現ステップのコンサルテーション
  2. 各企業様の要件に合わせ、カスタマイズ可能な需要予測AIエンジン
  3. PoCを経てシームレスに開始可能な、BPOサービス
  4. 各種プラットフォームへの実装

需要予測の狙い、実現ステップのコンサルテーション

AI需要予測は、精度向上が目的にされがちです。しかし、解釈性の高いモデルを利用することにより、予測手法の標準化によるガバナンス強化や、PDCAを回しやすくすることもまた重要です。

デロイト トーマツでは、AI需要予測導入の目的とそれに応じたアプローチを定義しています。

  1. ガバナンス重視型:解釈性の高い手法により予測を行う
  2. 精度重視型:精度を重視してAIを構築、チューニングし予測を行う
  3. ハイブリッド型:ベースラインはAIによる予測、個別事象はルールベースによる予測を行う

 

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各企業の要件に合わせ、カスタマイズ可能な需要予測AIエンジン

デロイト トーマツでは、多くのデータから必要なものを自動で選別し、複数の予測アルゴリズムを用いて予測結果を出力するためのテンプレートを保有しており、こちらをベースとして、特徴量エンジニアリングを含むデータの前処理や、出力結果の要件対応を企業ごとに行うことで、柔軟な予測AIをご提供します。

近年、様々なAutoMLツールが脚光を浴びており、予測アルゴリズムが多い方がよいと考えがちですが、精度を左右するのは主にデータの質と量であるため、目的やデータの診断を経て、適切なアルゴリズムを提案するアプローチを推奨しています。

 

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PoCを経てシームレスに開始可能な、BPOサービス

PoCを実施した後、すぐにシステム導入を開始すると、いくつかの問題が発生するケースがあります。

  • 運用開始までに時間がかかる
  • 運用開始後、足りない機能やデータがあることが判明する
  • 運用開始後、精度が向上せず、どのように向上させていいかが不明となる

デロイト トーマツでは、システム化の前にPoC相当の環境にて、データを受け取り、予測し、結果をお返しするマネージドサービス型でのサービス提供を一定期間行うことを推奨しています。

これによりPoCにて効果が確認された後、即座にAI予測を開始でき、運用しながら機能やデータの要件をブラッシュアップさせ、その中で精度向上に取り組むことが可能となります。

 

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各種プラットフォームへの実装

マネージドサービスを経て、運用が安定した頃合いでシステム実装を行うことで、安定的にプロジェクトを推進することが可能です。

その際に、デロイト トーマツでは幅広い実装の選択肢を提示できます。

例えばPoC、マネージドサービスを経て磨き上げられた予測モデルを、お客様の既存システムに追加機能としてアドオンすることが可能です。

また、クラウドサービス上にスクラッチで機能を構築することも、クラウドサービスで予測した結果をパッケージソリューション上に表示させることも可能です。

中立な立場から、お客様にもっとも最適なソリューションをご提案できることも、デロイト トーマツの強みの1つですので、ぜひご相談をいただけますと幸いです。

事例:製品特性を加味した予測モデルの構築

製造業のお客様にて、精度を重視したAI需要予測のPoCを実施しました。

アンサンブル学習と呼ばれる精度重視の手法を採用し、また、製品ごとに最もよく当たる予測手法を自動選択して販売予測を行うことで、ロングテールの商品群において大きく精度を改善しました。

ご支援の概要

  • コンサルテーションによる有用なデータの仮説立案
  • お客様のデータ収集とクレンジング
  • データの自動選択を経て、複数の機械学習アルゴリズム実行
  • 結果の評価とアクションプランの策定

プロジェクト成果

  • ロングテールの商品において、大きな精度改善を実施

 

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プロフェッショナル

下川 憲一/Kenichi Shimokawa

下川 憲一/Kenichi Shimokawa

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員 AI&D Unit Leader

総合商社、サービス業、メディア業、通信業等など幅広い業界に対して15年以上の支援を行っている。 中期経営戦略、事業戦略、新規事業開発などの戦略立案プロジェクト、業務改革、組織構造変革と連動したコスト低減、自動化推進プロジェクトを数多く手がけている。 戦略・計画立案だけでなく、実行サポートの経験も豊富。 >> オンラインフォームよりお問い合わせ... さらに見る

宍倉 剛/Tsuyoshi Shishikura

宍倉 剛/Tsuyoshi Shishikura

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

AIスタートアップ、国内系コンサルティング会社を経て現職。 先進技術を用いた新規ビジネス創出、業務の変革等、企業のデータドリブン・トランスフォーメーション実現に従事。データサイエンス領域における戦略策定・業務変革、組織設計・人材開発に強みを持つ。 『ビッグデータ総覧』日経BP社等、著書・寄稿多数。   関連サービス ・ストラテジー・アナリティクス・M&A >> オンラインフォームよりお問い合わせ... さらに見る

中山 嘉春/Yoshiharu Nakayama

中山 嘉春/Yoshiharu Nakayama

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

製造業・金融機関を中心に財務・経理領域の業務変革や大規模グローバルシステム関連プロジェクトをリードし構想策定から業務・システム導入まで幅広い経験を持つ。近年はロボティックプロセスオートメーション(RPA)、クラウド型プラットフォームを活用したオペレーションモデル改革の取り組みを行なっており、多様な変化に応じた様々なニーズを持つクライアントへサービス提供をしている。 関連するサービス: ・エンタープ... さらに見る

吉沢 雄介/Yusuke Yoshizawa

吉沢 雄介/Yusuke Yoshizawa

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

データサイエンティスト職を経て現職。自動車、消費財、EC、商社、広告代理店業界を中心に経営意思決定・マーケティング・セールス領域におけるアナリティクスやデータ、デジタルを活用した戦略策定から実行支援に強みを持つ。近年はデータ駆動型経済におけるDX戦略及び全社改革、デジタル関連企業のM&Aを中心に従事。企業活動にエビデンスに基づいた意思決定する仕組み・文化を導入することを推進している。 「パワー・オ... さらに見る