サービス

SAPソリューション活用 GHG排出量可視化・削減支援サービスのご紹介

GHG排出量の把握・削減の実現に向けたSAP製品活用ソリューション提供

非財務情報開示の標準化・義務化がグローバルで急ピッチで進む中、企業には非財務情報を収集・分析・活用する体制整備が求められています。デロイト トーマツは、デロイトの有する専門性と総合力をグローバルレベルで結集し、GHG排出量を把握・削減を実現していくために、SAP製品を活用したソリューションを提供してサステナビリティ経営の高度化をご支援します

今、サステナビリティ経営に向けて求められること

  • IFRS国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が全般的要求事項・気候関連の初年度開示を2025年に定めているのを皮切りに、順次、米国・欧州においても開示・保証の義務化が始まります。この契機をとらえ、企業は単なる開示対応にとどまらず、サステナビリティ経営の高度化に向けた取り組みを推進するべきとデロイト トーマツは考えます
  • サステナビリティ経営の高度化とは、企業理念・ビジョンから下流のオペレーションに至るまで、中長期的な時間軸を含んだサステナビリティの観点(リスク・機会の特定、重要課題の特定、目標設定等)が反映され、体制が構築・運用されることを指します。非財務目標の経営への活用のためには、財務情報と同じ範囲・スピード・精度で非財務情報を収集・分析・活用できることが不可欠です

サステナビリティ経営高度化の実現を支援する デロイト トーマツのサービスメニュー

  • デロイト トーマツは、デロイトの有する専門性と総合力をグローバルレベルで結集し、サステナビリティ経営高度化の実現支援を含めた幅広いサービスメニューを展開しております
  • サステナビリティ・気候変動領域においては、グループ全体で高度な専門性と総合力を有し、それらをグローバルレベルで結集することでサステナビリティ経営の高度化を目指したサービスを提供します。グループ横断で連携することによって、サービス範囲は戦略、経営管理・開示、トランスフォーメーションの各領域を包括的にカバーします。そのため、デロイト トーマツではサステナビリティ経営に関して、企業に向けたEnd to Endでの支援を提供することが可能です

GHG排出量の算定・削減の実現アプローチとプラットフォームの必要性

  • カーボンニュートラルに向けてはGHG排出量の可視化・分析・削減策の実施の3ステップをOODA/PDCA(継続的効果測定・改善)サイクル化する必要があります。しかし、3ステップをサイクル化してGHG排出量削減をしていくには排出量の算定、開示、評価方法、事業計画への織り込み、サプライヤーとの連携といった様々なテーマがあるため、すべてを一足飛びに実現していくのではなく、段階的にステップアップしていく事が重要になります 
    • また、GHG排出量削減に向けて“見える化”は脱炭素社会実現への1stステップであると同時に、多くの企業が“見える化”に向けた取り組みに着手し始めています。しかしながら、多くの企業が可視化に取り組む中、膨大なデータの集計・管理や外部ルールに準拠した排出量算出・開示の課題に直面しており、継続的に取り組んでいくためにはデジタルプラットフォーム基盤の構築が必要不可欠だと考えます

    デロイト トーマツが考えるGHG排出量管理機能アーキテクチャ

    • GHG排出量を可視化するためには基幹システムのマスタおよびトランザクションデータが必要であり、GHG排出量の可視化の取り組みにおいて基幹システムの知見が不可欠です。特に、基幹システムとして多くの企業で導入されているSAP S/4HANAにおいて、デロイト トーマツはグローバルを含めた豊富な導入実績を有しており、導入実績に基づく知見とSAPソリューションを提供します
    •  また、SAPからリリースされた企業のサステナビリティ経営を支える製品を含む一気通貫型のソリューションを提供することで、企業のサステナビリティ経営における業務オペレーションの構築をご支援します

    プロフェッショナル

    守田 亮太/Ryota Morita

    守田 亮太/Ryota Morita

    デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

    国内コンサルティングファームを経て現職。製造業を中心に、20年以上に渡り数多くの業務プロセス改革、経営管理改革を中心としたコンサルティングに従事。 特に大規模基幹システム刷新においては、改革構想の立案から、実行支援(業務改善、IT導入、保守運用)に至るまでEnd to Endで幅広いコンサルティングサービスに強みを持つ。 近年では大規模プロジェクトのマネジメントや、アナリティクスを活用した経営管理... さらに見る

    赤峰 陽太郎/Yotaro Akamine

    赤峰 陽太郎/Yotaro Akamine

    デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー

    大学院博士課程修了後、新卒で電力会社に入社。主に企画部門(自由化対応戦略、電気事業連合会対応、需給計画、広域運営、系統計画、技術開発戦略)や人材育成部門を経験。 指名制選抜制度にて米国スタンフォード大学に社費留学(客員研究員)。 その後米国系戦略コンサルティングファーム、欧州系大手製造業(事業部長)、Big4系コンサルティングファーム(パートナー、エネルギープラクティス戦略チーム責任者)、グローバ... さらに見る

    中島 史博/Fumihiro Nakajima

    中島 史博/Fumihiro Nakajima

    デロイト トーマツ リスクアドバイザリー マネージングディレクター

    外資系大手コンサルティング会社、サステナビリティコンサルティング会社を経て現職。サステナビリティ経営や脱炭素戦略の策定、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)対応及び気候変動シナリオ分析などに従事。... さらに見る