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Business of Technology Transformation

ビジネスにおける最新テクノロジーの活用を支え、顧客視点を持ち、全体最適化されたIT組織への変革を、専門知識、ベストプラクティス、業界の知見に基づき幅広く支援します。

Business of Technology Transformation

企業が、業務・組織・プロセス・風土の変革を推進し、競争上の優位性を確立するために、ビジネスを牽引するテクノロジー戦略の立案から実行までを担えるIT組織が強く求められています。

Business of Technology Transformation(BoT)では、戦略と実行とをシームレスにつなげ、ビジネス目標の達成に貢献できるIT組織への変革に向けて、オペレーティングモデルの確立と、そのために必要となるケイパビリティの獲得をご支援します。

1. Technology Operating Model

Technology Operating Model(TOM)とは、組織がどのように構成され、戦略を実行するために各構成要素がどのように機能するかを表したものです。TOMは、組織がビジネス上の戦略や目標に整合するためのフレームワークで、テクノロジーが組織にどのように価値を提供するかを示すものです。TOMの定義を成功するには、ビジネスをより早く巻き込むことが重要です。オペレーティングモデルはOr(Organize)、Ex(Execute)、Be(Behave)の3つの要素からなり、それぞれにKey Dimensionsが定義されます。

Technology Operation ModelはOrganize、Execute、Behaveの3カテゴリから成る
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各企業のビジネス戦略、テクノロジー戦略を考慮しながら、Why→What→Howの順に各Key Dimensionを具体化することで、ビジネス上の戦略や目標に整合したオペレーティングモデルを設計します。

Technology Operation Modelでは、Why→What→Howの順にOperation・Execution・Beahveの各要素を分解していく
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2. Technology Capability Model

オペレーティングモデルの実現に向けて、IT組織が具備すべきケイパビリティを定義したものがTechnology Capability Model(TCM)です。TCMでは、従来型のIT組織が持つべきケイパビリティだけでなく、デジタル化に向けて求められるケイパビリティにも対応しています。TCMはグローバルで統一された7つのケイパビリティドメインに沿って46のサブドメインが定義されており、As-IsとTo-Beの成熟度を詳細に把握することができます。

Technology Capability Modelは、7つのドメインに分かれる。
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TCMを利用したアセスメントを行うことで、IT組織が目指す姿を各企業に固有のビジネス状況やIT戦略を踏まえて定義するとともに、目指す姿と現状とのギャップや組織の強み/弱みを可視化し、施策とロードマップを具体化します。また必要に応じ、施策と紐づける形でKGI/KPI/KAIの定義も実施します。

Technology Capability Modelにおける目指す姿と現状とのギャップや、組織の強み/弱みを可視化した模式図
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Technology Capability Modelについて、7つのドメインとその下位の46のサブドメインに対して、施策と紐づける形でKGI/KPI/KAIの定義をしている
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プロフェッショナル

山本 有志/Yushi Yamamoto

山本 有志/Yushi Yamamoto

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

多様な業界に対して、IT戦略立案、IT組織改革、グローバルITガバナンス強化、IT投資コストマネジメント高度化等のTechnology Strategy & Architectureに関するコンサルティングに従事。 企業の戦略実現を左右する大規模ITプロジェクトのマネジメント経験も多く、戦略から開発・運用までITライフサイクル全般の知見を活かし、CxOに対してアドバイザリーサービスを提供。 関連サ... さらに見る