Posted: 14 Jun. 2022 3 min. read

これまで実施したワークショップのご紹介

The Smart Factory @ Kyoto 活用事例紹介

The Smart Factory @ Kyotoの活用事例として、製造業向けワークショップについてご紹介します。このワークショップは、DX導入に必要な知識を学ぶだけではなく、自社の工場課題を整理し、目指す姿と現在地の距離を知り、今後のネクストアクションにつなげることを目的としたものです。

 

ワークショップはほぼ1日をかけて実施します。午前中にインプットセッション、午後にソリューションツアー・グループワークを行います。インプットセッションでは、Part1で工場DXの最新動向やユースケース事例、導入アプローチについて学びます。Part2では、事前の工場DX成熟度診断より、自社の現在地を知り、目指す姿との距離の共通認識を持ちます。午後のPart3では、デジタルソリューションを実際に見て、触れて、体験する展示物ツアーを行います。Part4のグループワークでは、自社の工場課題洗い出し、デジタル施策の選定、素地課題の把握といったDX推進の体験をします。

(ワークショップアジェンダ例)

※クリックまたはタップして拡大表示する

2021年9月のオープンからこれまで、本ワークショップを様々な業界における製造業の企業に向けて実施しています。参加企業によっては、メンバーを替え複数回にわたって実施させていただいたケースもあります。(実際に参加された参加者のコメントは前回のブログで紹介しています。)

 

ワークショップ実施実績(2022年5月20日現在) 

実施年月

業種

2021年10月

制御機器

2021年11月

自動車部品

2021年12月

建設機械

2022年1月

建設資材

022年3月

精密機器

2022年4月

商用容器

2022年5月

建設機械

衣料品

 

ワークショップではそれぞれの企業・業種ならではのトピックスをもとにディスカッションが進みますが、そこで挙げられる課題感には強い共有点を見ることもできます。たとえば「技能伝承」や「ファシリティ維持」など、事業の継続性に関するトピックスが優先的に挙がることは、日本の製造業全体が抱える課題を浮き彫りにしているものと考えられます。また業種による差が顕著な場合として、設備の稼働率こそが最も重要なKPIである工場(設備産業工場が多い)、または人作業こそがボトルネックでありリソースをどう割り当てるかで収益が決まる工場(組立工場が多い)など、製造品・生産ラインの特性によって優先的な課題の前提が異なるケースもあります。

The Smart Factory @ Kyotoは、製造DXのトレンドを広い視野で知る・学べる場であり、オフサイトでこそできる、固定概念にとらわれないディスカッションができる場です。それこそが他にはないThe Smart Factory @ Kyotoならではの価値です。

 

大地 宏明/Hiroaki Ochi
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 SC&NO シニアスペシャリスト・リード

関連リンク

The Smart Factory @ Kyoto ブログ

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