Posted: 03 Feb. 2023 3 min. read

「秋のリモート・ボランティア2022」を展開し、12の非営利団体とともに、14プログラムを実施

地域や社会のために

デロイト トーマツ グループでは、社会福祉法人東京都社会福祉協議会 東京ボランティア・市民活動センター​のご協力を得て、2022年10月から11月にかけて、在宅またはオンラインで参加できる「秋のリモート・ボランティア2022」キャンペーンを実施しました。この取り組みは、「Well-being」の社内浸透を目的として展開した「みんなのWell-being 22秋冬」キャンペーン​の一環として実施しました。家族と一緒に参加できたり、経験やスキルが活かせたり、日頃体験できない多様な活動プログラムを幅広く取り揃えた取り組みに、社内の約190名のメンバーが参加しました。

Well-being for us
Well-being for us

 

「秋のリモート・ボランティア」キャンペーン

本キャンペーンは、2021年から東京ボランティア・市民活動センターとの協働で開始し、今回は2回目の実施となりました。東京ボランティア・市民活動センターより、コロナ禍でなかなか施設外の人との交流ができない高齢の方や障がいのある方との交流、子どもやひとり親家庭の支援、非営利団体の組織強化のサポートなど、12団体の14プログラムをご用意いただきました。活動内容と団体名は以下の通りです。

ハロウィーン飾り(シャロームみなみ風)
障がいのある人たちの施設に届けたハロウィーン飾り(社会福祉法人南風会・シャロームみなみ風)

活動内容と団体名

01. 高齢者施設​に​秋​​の​​便りを​​送ろう(社会福祉法人豊島区社会福祉事​業団・アトリエ村)

02. 思い出の写真を飾るフォトフレームを作って、贈ろう(社会福祉法人東京栄和会・なぎさ和楽苑​​)

03. 映画上映とトークショー:精神障がいのある人と一緒に​​働くために(社会福祉法人豊芯会・ハートランドみのり​​)

04. 障がいのある人たちの施設のハロウィー​​ンを盛​​り上げよう(社会福祉法人南風会・シャロームみなみ風​​)

05. 安くて美味しい“簡単節約レシピ”の募集~お正月編~(認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク​​)

06. 子どもたちに手作り翻訳絵本をプレゼントしよう(認定NPO法人ESAアジア教育支援の会)

07. バングラディッシュ・インドの子どもたちを支える団体のSNSの活用方法を考える(認定NPO法人ESAアジア教育支援の会)

08. カンボジアの子どもたちにおもちゃを届けよう(認定NPO法人幼い難民を考える会)

09. ひとり親家庭の子どもたちに、企業の中のいろいろな仕事を​​紹介しよう(社会福祉法人大洋社​​)

10. 荒川で拾ったマイクロプラスチックでアクセサリ​​ーを作ろう(NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム​​)

11. 環境団体のYouTube動画を見て、コメント・アドバ​​イスしよう(NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム​​)

12. 日本の木を使った知育パズルづくり(NPO法人森のライフスタイル研究所)

13. 『森林の楽校』のSNS広報を考える(認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORK)

14. リモートで体験する街の見守り​活動(パトラン東京​​)

アクセサリー(荒クリ)
マイクロプラスチックでつくったアクセサリー(NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム)

 

参加した社内メンバーの感想

●とても感動して、ボランティア活動といいながら、自分自身が心を温めていただいたように感じた。

●これまでも何かしら支援したい気持ちはあったが、踏み出せなかったので、今回はとても良い機会となった。

●仕事でも家事・育児でもないことをする時間を確保して、もくもくと作業するのがとても新鮮で、リフレッシュできた。

●このような企画に初めて参加し、協力団体や社内メンバーとの交流に学ぶことが多かった。

●日々の忙しい仕事のなかで、志や愛や信念のために自分の知恵を振り絞る時間はとても貴重だった。

●お話を聞いているうちに心が動き、活動に参加した。共感できるものに出会えて嬉しかった。

● 地球にとって必要な活動を長年にわたり活発にされていることに感謝する機会になった。

● 具体的な数字を目の当たりにして、自分も何か行動しなければと思った。(ごみ拾いの準備をして出かける /海へのごみ流出を防ぐため、普段から家の前だけでもこまめに掃き掃除をする)

フォトフレーム(なぎさ和楽苑)
高齢者施設に贈ったフォトフレーム(社会福祉法人東京栄和会・なぎさ和楽苑)

 

東京ボランティア・市民活動センターやご協力いただいた団体のみなさまとは、振り返りの会を実施し、感謝のお言葉とともに、多様なプログラムを実施することで見えた新たな可能性や課題についてお話しいただき、「今後は実際にお会いしての活動も視野に入れながら、関係を継続していけることを願っています。」という声をいただきました。

木製知育パズル(NPO法人森のライフスタイル研究所)
日本の木を使って完成した知育パズル(NPO法人森のライフスタイル研究所) 母子生活支援施設に贈呈

 

2021年に始まった「秋のリモート・ボランティア」をきっかけとして、様々な団体の皆さんと新たな関係を構築することができました。寄付やプロボノなど、その関係性は多岐にわたっています。デロイト トーマツ グループでは、少しでも多くの国内外の社会課題への貢献ができることを願い、今後も継続してこのような活動に取り組んで参ります。

「みんなのWell-being 22 秋冬」について

デロイト トーマツ グループは「人とひとの相互の共感と信頼に基づく『Well-being(ウェルビーイング)社会』」の実現をAspirational Goal(目指すべき社会の姿)として掲げています。Personal/ Societal/ Planetaryのそれぞれについて、Well-beingすなわち健全な状態を目指します。2022年10月から12月を「みんなのWell-being 22秋冬」期間とし、「秋のリモートボランティア2022」の他にもチャリティ・ウォーキングやファンドレイジングなど様々なキャンペーンを実施。わたしたちは今後も継続的に、デロイト トーマツ グループの財産であるメンバーの一人ひとりのWell-beingの向上が、地域社会や地球環境のWell-beingへの貢献につながり、それがさらに一人ひとりに還元されてくるような好循環を拡大させるべく、共に取り組んでまいります。

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人とひとの相互の共感と信頼に基づく 「Well-being 社会」

デロイト トーマツ グループのCSRについて