Posted: 12 Apr. 2023 3 min. read

荒川クリーンアップボランティア2023を実施

地域の環境保全活動

2023年4月2日、デロイト トーマツ グループのボード議長、CEOをはじめ、家族で参加した子ども達も含め約90名のボランティアメンバーが集まり、 NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々にご協力いただきながら、東京都葛飾区の荒川河川敷(木根川橋上流左岸)にて河川敷クリーンアップ活動を行いました。

集合写真2023
ボランティア作業後の集合写真撮影。みんなで集めたごみはごみ袋97袋に!

 

Earth Month 2023(地球環境について考える)

デロイト トーマツ グループは、地域社会で果たすべき役割、責務とは何かを考え、事務所のある日本各地で活動を展開しています。環境整備、教育支援活動などのさまざまな取り組みを通じて、地域や社会の発展に貢献しています。
【参考】地域や社会のために

 

毎年4月22日は、「アースデイ(Earth Day地球環境について考える日)」です。全世界のデロイトのネットワークでは、毎年4月を地球環境について考える1か月「Earth Month」として、地球環境のために、誰もが考え、行動するきっかけとなるよう、社内外にむけてキャンペーンが展開されています。デロイト トーマツ グループでは、Earth Month 2023のイベントのひとつとして、東京・荒川の河川敷において清掃のボランティア活動を行いました。このクリーンアップ活動は2022年に開始して、今回で2回目の実施となります。

アースマンスイメージ
#earthmonth

 

ごみ拾いを通して消費活動の実態を体感

グループCOOの「1つでも多くのごみを拾い、活動中に1人でも多くの人と会話しよう!」という開式の言葉のあと、ご指導・ご協力いただくNPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々からクリーンエイド(ごみ拾い)の実施方法や危険なごみについて等の説明を受けました。河川や海洋ごみ問題解決のため、全国や世界と連携している国際ごみ調査にも挑戦します。近くにいる参加者同士で5名前後のチームをつくり、ごみ調査カードとごみ袋やトング等資材を持って、河川敷に堆積したごみを拾いながら、種類ごとにカウントして調査しました。飲料・食品の容器包装、食器類、ボールやシート等のスポーツ・レジャー用品、タバコ・ライター、レジ袋や衣類・靴等の生活用品などなど、ごみは私たち人間の日常生活から発生するものばかり。どんなごみが落ちているか手にとって感じることで、私たちの消費社会の実態を体感しました。

 

ごみ調査カードによる参加メンバーからの当日振り返りコメント

・割れたガラスや注射器など危険なごみも多く、驚いた
・川にごみが放置されていることで、治安や景観の悪化や、生物の生存など様々な影響があることを、あらためて考えた
・ごみを拾う行動は、人間にしかできないこと。普段から意識したい。
・再利用可能な商品を選ぶ、必要以上に買わない、などできることから心がけたい

ごみ拾い
探さなくてもごみはあちらこちらに。車のバッテリーやタイヤ、バイクのシートなど、大きな生活ごみも落ちていました

 

子どもたちに自然の営みや環境保全の大切さを伝える

ボランティア活動時には、子どもを含む家族の参加も呼びかけており、メンバーのプライベート充実の機会にもなっています。今回は、ガラスやライターなどの危険なごみや、視界を遮るほどに草が生えている川沿いという場所のため、小学生以上の子どもたちを中心に参加してくれました。次世代を担う子どもたちには、活動を通して、移り行く自然の営みや環境保全の大切さを学んでもらえるよう働きかけを行っています。参加した子どもたちは、慣れないながらも、家族や大人たちの真似をしながら作業に勤しむ様子が見られました。

子ども
子どもも積極的に活動に参加し、ボランティアマインドを身に着けていきます。

 

久しぶりの対面ボランティア活動を通したメンバー同士のコミュニケーション

今回のクリーンアップ活動は、好天に恵まれ、実際に対面で集まる野外ボランティア活動として貴重な機会でもありました。在宅勤務が中心となった中で、グループ内外の多様なメンバーと直接触れ合うことを楽しみのひとつとして、グループの各法人から多くのメンバーが参加しました。初めて顔を合わせるメンバーが多かったものの、協力してごみを拾い、汗を流し、話し合い、調査をする作業を通して、自然と会話を交わすことができ、良い交流の機会にもなりました。NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々からは、ごみ拾い活動の前後の、班ごとに活発に言葉を交わして話し合う様子に、雰囲気の良さとまじめな社風を感じた、というコメントをいただきました。

事後アンケートによる参加メンバーの声
・正直、思っていたよりごみが多く大変でしたが、イベント感覚で楽しく参加できた。
・今回をきっかけに今後もボランティア活動に参加して力になりたいと思った。
・プラスチックがどれくらいで分解されるのか・ビンのごみがなぜ多いのかなど、説明がわかりやすく、知見が広がりとても勉強になった。
・単なるごみ拾いではなく、宝探し感があって楽しかった。同伴した子どもあきることなく、楽しみながら活動できた。
・一緒に参加した家族にもとても好評で、次回もぜひ参加したい。
・自転車で集合したらグッズがもらえて、移動手段を見直すきっかけにもなった。

調査カード作成
ごみ拾い中も、その後の振り返りでも、共通の体験から会話がはずみます。

 

デロイト トーマツ グループは、河川敷クリーンアップをすることで海へ流出するごみを減らし、地球環境の未来を変えることを目指してメンバーひとりひとりが意識できるよう、今後もボランティア活動を継続し、また、この活動を通して次世代を担う子どもたちに環境教育の一環として、自然の大切さを伝えていきます。

デロイト トーマツ グループのCSRについて