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コーポレートガバナンス・コードの解説

デロイト トーマツ グループの書籍

目次

我が国におけるコーポレートガバナンス改革は、2014年のスチュワードシップ・コード策定に始まりました。2015年にはコーポレートガバナンス・コード(以下「コード」)が策定され、その後、現在までに、2018年と2021年の2回にわたり改訂されています。

本書は、筆者が金融庁において、2015年におけるコードの策定や、2021年におけるコードの再改訂に携わった経験を踏まえて、コードの内容を平易かつ簡明に伝えることを試みるものです。

本書では、まず、我が国のコーポレートガバナンス改革におけるコードの位置付けを概観し、次にコードの特徴や実務対応上の考え方を概説しています。その上で、コードの各原則について、策定・改訂の経緯や背景を解説しています。その際には、原則間の関係を把握し易いよう心掛けると共に、関連する開示規制や会社法の改正、各種の報告書の内容なども、可能な限り幅広く紹介しています。

上場会社においてコーポレートガバナンス・コードへの対応を検討される方々や、コーポレートガバナンス改革の取組みに関心を抱かれる方々に、本書が参考となれば幸いです。
 

 
書名  コーポレートガバナンス・コードの解説
出版  株式会社商事法務
著者 浜田 宰
価格 3,080円(税込)
刊行 2022年7月
ISBN
978-4-7857-2976-9
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