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病院情報システム導入

電子カルテを含む病院情報システムの円滑な導入を実現するために、適正な機能要求整理や運用フローとのマッチング、進捗管理等をワンストップでサポートします。

病院情報システム導入についての専門家活用の意義

医療情報システム投資は病院にとっての3つの高額投資領域の一つとなります。また、医療情報システムは5~10年で更新が必要となります。医療情報システムは建物に比べれば短周期ですが、技術の進歩は激しく、前回の経験がそのまま通用するとは限りません。そのため、最新の情報を踏まえた最適な設備投資を導き出すには、取引業者との情報格差の存在から、内部の職員だけでは限界があるケースが多く見受けられます。

医療情報システムの更新においては、システムのユーザーである各部署の職員から、利便性の向上のために様々な要求・要望が出てきますが全てを青天井に受け入れることは予算面等から困難であり、コスト面、医療の質面を勘案しての全体最適を見出す必要があります。設備投資にあたり多くの部門から寄せられる要求・要望を全体最適の観点から整理するには、内部の職員だけでは限界があると考えます。

 

病院情報システムにおけるアプローチ

病院情報システムの導入は、単なる電子カルテ、部門システムの導入にとどまらず、医療スタッフの業務の効率化、運用を考慮したコスト設計等多大な作業と専門的知識、豊富な経験が不可欠です。デロイト トーマツ グループは、病院情報システム導入を成功へ導く知見と経験を兼ね備えた、専門コンサルタントチームを擁しています。数多くの支援実績をもとに、システムの導入計画策定から導入作業、運用定着、システム監査までの一連のプロセスに対するコンサルティングサービスをワンストップで提供することが可能です。

 

電子カルテシステムにおけるアプローチ

電子カルテシステムをはじめとした医療機関のIT化により、薬剤禁忌やアレルギーチェック等の「安全性の向上」、医師、看護師をはじめとする医療スタッフの診療情報共有による「医療の質向上」は一般的となりつつあります。

加えて、地域連携システムやデータウエアハウス(DWH)、DPC分析・ベンチマークも多くの医療機関で採用が進んでいます。近年では、医療スタッフの長時間労働を改善するシステムや病院情報システム全体のコスト最適化を目指したハードウエアの集約、最適化、クラウド環境の活用も進みつつあります。

 

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