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ROE経営を再び考える

ROE経営とは?化学業界の経営環境との関連性など

ROE(自己資本収益率)の持つ意味合いを再確認し、化学業界の経営環境との関連性を検討した上で、日本の化学企業がROE経営にどのように向き合うべきかについて提示します。 (化学企業向け Newsletter「扉」vol.17)

ROE経営を再び考える

今号は「ROE経営を再び考える~ROEから見る日本化学企業の戦略方向性~」と題し、最近、新聞記事などの報道や企業からの発信で頻繁に登場している経営指標ROE(自己資本収益率)を取り上げる。

ROEの具体的数値を経営目標として掲げる化学企業が増えている。市場はもとより、政府関係者からもROEを重視した経営を促す声が聞かれるようになり、全ての企業においてROEが自社にとってどのような意味合いを持つかを検討し、市場にも自社の戦略構築にもどう対応するか考えておかざるを得ない状況となっている。

そこで今号では、化学業界の経営環境との関連性を検討した上で、日本の化学企業がROEにどのように向き合うべきかについて提示する。

(Process Sector Newsletter「扉」 Vol.17 2015年4月発行)

 

【目次】

はじめに

化学メーカーを含む多くの日本企業からの業績関連の情報発信、中期経営計画、経営者のインタビューでROEを目標に言及するケースが非常に増えていることからもわかるように、今、経営にて、ROE(自己資本収益率)が注目されている。今号では、ROEの持つ意味合いを再確認したうえで、化学メーカーの経営環境とROEとの関係性を検討し、日本の化学メーカーがROEにどう向き合うべきかについて考察する。

 

あらためて注目されているROE

首相官邸からアベノミクス成長戦略のコンテンツの一つとして発表されたた「『日本再興戦略』改訂2014」、「鍵となる施策」や、「JPX日経インデックス400」という株価指標がROEの高い企業を組み入れることを発表するなど、様々なところでROEが言及されている。

 

ROEの持つ意味合い

売上と利益の額、伸び率や利益率ではなく、ROEがより重要な指標になることは経営において何を意味するのだろうか。ROEを重視することが本当に株主にとってのみならず、経営全般にとって常にメリットとなるのかという、前提の考察を含めて、ROEの意味についてあらためて考える。

 

化学メーカーの経営環境とROEとの関連性

日本の化学メーカーの事業活動と財務活動の関連性を、総合化学メーカーと機能化学メーカーとの対比で見ていく。その後、海外企業を含めた比較を見て、深く現状を考察する。

 

ROEとどう向き合うべきか~終わりに

現状を踏まえると、やはり、市場の要求に対して最低限の対応はしておくべきであろうと考える。最終的にどのレベルまでのROEを目指すべきなのか化学メーカーの事業環境を大きく3つに分け、ROEに向き合うべき異なる方向性を提示する。

※同業企業・学生の方のお申込みはご遠慮いただいております

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