サービス

企業戦略

石油・化学事業の事業戦略を支援します

石油・化学事業の事業ポートフォリオ戦略、事業戦略、新規事業戦略、技術戦略、技術マーケティング、持ち株会社化支援などガバナンス改革など、戦略策定、ガバナンス改革に関する各種支援

ピータードラッカーの言葉である企業の目的は顧客の創造である、とした時に、プロセス産業(石油・ガス、ケミカル、メタル)は全産業の中でも最も多くの顧客を創造してきた業界の一つであると言えるのではないでしょうか。自動車・半導体・ヘルスケア・電機・エンジニアリング・・・世の中で思い当たるほとんどの業種に対して何かしらの製品・サービスを提供していると思います。逆に言えば、それだけ多様な戦略が求められる業界であるとも言えます。

世の中には様々な事業戦略のフレームワークが存在しますが、デロイト トーマツ コンサルティングの定義する戦略では、新規事業戦略・技術戦略といった直接的に顧客創造する戦略の策定のみならず、M&Aや事業提携における交渉戦略や企業経営における組織戦略・コミュニケーション戦略等、顧客創造につながる企業活動全般に対して総合的にサービスを提供しています。

プロセス産業はエンドユーザーから距離のある製品・サービスが多く、このように総合的にサービスをするためには産業に対する深い理解は当然のことながら、いわゆる川下産業に対しての理解も求められます。弊ユニットは石油・化学産業に特化した知見を蓄積していると共に、総合ファームならではの強みとして川下産業側のユニットと連携をすることで、双方の知見・KSF(Key Success Factor)を得ることができ、貴社にとって最善かつ実行可能な事業や組織戦略を提案することが可能な体制を整えています。弊ユニットの策定した戦略を通じて、日本のプロセス産業全体がより活性化し、グローバルでプレゼンスを発揮・向上していくことに寄与することをミッション・願いとして今後もより質の高いサービスを提供していきます。

ケイパビリティ

■ 石油・化学分野における長期戦略策定・事業戦略策定

明確化の過程では現地・現物・現実に徹底的にこだわりを持つと共に、戦略策定の基本を支える理論を念頭に置いた、いわゆる虫の目・鳥の目・魚の目を持ったプロジェクト遂行をしていきます。具体的には、顧客セグメントの明確化や、セグメントに対する事業・製品ポートフォリオの持ち方、ケイパビリティの獲得方法等の多面的な観点から検討を進め、自身が事業戦略を実行するとしたら、という高いオーナーシップの下で質の高い、実効性のある戦略を提供します。

 

■ 石油・化学分野における新規事業創出・技術戦略

顧客創造に最も直結するのが本テーマです。世の中の変曲点(非連続な変化)を起こせる/起きる時に新しい事業機会が生まれることが多く、変曲点の兆候をいかに見出し、大きさを見極めていくことが重要になります。今、DXや環境対応などでプロセス産業自体が大きく変化していると共に、川下業界も同時に変化をしている為、多くの新規事業機会が生まれてきていると言えるでしょう。事業機会を貴社がどう捉え、骨太な新規事業戦略にできるか、という観点で考えた時、様々な検討が必要ですが、中でも技術戦略はプロセス産業にとって外せない点だと考えております。様々な可能性がある中で、どの技術トレンドを追い、先行していくか、ケイパビリティやM&Aによる獲得等の観点から検討していきます。

石油・化学分野の事業戦略における事例紹介

■ 石油・化学分野の長期戦略策定・事業戦略策定

  • 機能性化学企業の中期経営計画策定
  • 総合化学企業の水素事業戦略策定
  • 機能性化学企業の電子部品モジュール成長戦略策定
  • 総合化学企業の中国次世代自動車戦略策定
  • 総合化学企業の機能性部材撤退戦略検討
  • 機能性化学企業の電材米国市場成長戦略検討

 

■石油・化学分野の新規事業創出・技術戦略

  • 総合化学企業の次世代電池動向調査
  • 機能性化学企業のR&Dマネジメント体制構築支援
  • 機能性化学企業のマテリアル×ヘルスケア融合領域新規事業化支援
  • 自動車OEMの新規素材コンソーシアム立ち上げ支援
  • 総合商社の自動車新素材事業立ち上げ
  • 機能性化学企業のコア技術選定/活用体制構築