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外部委託先監査のポイント
内部監査の新潮流シリーズ(8-2):外部委託先等のサードパーティに対する監査の重要性が増しています
企業活動の複雑化・多様化に伴い、企業内部のみならず企業が業務を委託しているサードパーティに対する監査の重要性が増しています。外部委託先監査はサードパーティに委託している業務内容を含めてモニタリングし、リスクを回避するために行われる監査です。
デロイト トーマツでは、「内部監査の新潮流」と題して内部監査のトピックスを全24回にわたり連載いたします。前半は、内部監査の基礎となる事項をとりあげ、後半は次世代の内部監査に求められる最新のトピックスを取り上げます。全24回の詳細はこちらのページをご覧ください。
外部委託先監査の重要性
企業活動の複雑化・多様化に伴い、企業が外部業者(サードパーティ)に委託している業務内容は複雑化・多角化の一途を辿っています。ここでは、企業が業務を委託しているサードパーティを含む企業体を拡大企業と表現します。
拡大企業は、生産、物流、調達、研究、マーケティング、人事等、企業活動の全方位に及んでおり、そのエコシステム全体像は二次、三次の取引先も含むと膨大です。業務の元請として企業がサードパーティの活動をモニタリングし、リスクを回避することを目的として監査を実施することは、企業活動効率化の観点のみならず社会的責任の面からも近年益々その重要性が高まっています。
サードパーティが直面し、また、業務を委託している企業にも影響しうるリスクは、業種、業態、業務内容等により、多岐に渡っています。このことから外部委託先監査を実施する際には、委託先企業が実施している業務内容だけに留まらず、委託先の業界や国・地域に特有なリスクも鑑みて監査計画を策定する必要があります。
これらの内容につきまして、詳しくは「内部監査実務ハンドブック 」をご覧ください。
また、トーマツでは「次世代の内部監査への変革を本気で取り組もう」という会社様向けに「次世代内部監査提言サービス」を始めました。外部品質評価(診断)や内部監査ラボなどを通してInternal Audit 3.0フレームワークとのFit & Gap分析を実施し、各社の実情に合った次世代内部監査モデルを提言いたします。ご興味のある方はぜひトーマツの内部監査プロフェッショナルまでお問い合わせください。
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