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サービス
データマネジメント
電子データの適切な管理によるリスク低減とガバナンス向上を支援
ビッグデータ時代の落とし穴。記録媒体の大容量化と低価格化に伴い、電子記録媒体に保存される電子データは年々増加しています。保存されたデータの絶対量が増えてしまうことで、データデブリと言われるほど作成後再利用されない電子データも増えています。うずもれた電子データの中から本当に必要なデータを探しだすためにも、適切なデータマネジメントを早急に実現することが求められています。
データマネジメントの重要性
企業は膨大な情報を保有しており、それらの重要な情報を適切に管理・廃棄をしなければ、データ漏洩などのさまざまなリスクが高まることになります。企業で保有する電子データの量は年々増加し、社員や部門に電子データ管理の対応をゆだねることにも限界に達しつつあります。このような背景から、組織レベルで情報取扱ポリシーを策定し、各情報の分類を行い、分類した情報を人の手を介さず管理できる体制の構築が重要になっています。
また、情報の分類ごとに適切に情報の廃棄・バックアップをすることで、e-Discovery対応時の負担も軽減することが可能となります。さらに整然と整理し、所在を明確にすることで、電子データの盗難や不正な持ち出しのリスクを低減することが可能であり、営業秘密や技術情報、個人情報などの漏洩を防止するうえでも大きな効果が期待できます。
データマネジメントの主なサービス一覧
- メールモニタリング
- LD3データ管理
- ペーパースキャン
メールモニタリング
メール調査で不正を予防
粉飾決算や贈収賄、品質不正、情報漏洩といった問題が発覚した際、関係者に対する聞き取りや書類の精査を中心に不正調査が行われます。
メールがビジネスに欠かせないコミュニケーションツールになっている今、不正に関するやり取りをメールで行うケースも増えていることから、実態解明のためにメールを調査することが必要不可欠になっています。
ただ、日々送受信されるメールの量は極めて膨大であり、不正調査を前提としたツールの導入にまで踏み切れないケースが少なくありません。
このような課題を解決するために、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーで提供しているのがメールモニタリングサービスです。
AIを活用したメールモニタリング
デロイト トーマツ グループ独自のクラウドプラットフォーム「LD3」を利用し、メールチェックをAIで自動化することで、内部監査業務の効率化を実現します。
高度なキーワード検索・分析機能の活用
デロイト トーマツのメールモニタリングサービスは、高度な分析機能により、メール送受信の状況や人と人との関係性を可視化します。
メールモニタリングから得られる効果:
- グレーゾーンが多い問題行動や違法行為の検知
- メールモニタリングで蓄積した情報を用いた不正兆候の即座な把握
- 分析結果に基づいたスムーズな沈静化作業の実現
LD3データ管理
国内で安全に電子データを管理するクラウドサービス
LD3(Law-designed Data Dynamics)
LD3はECM(Enterprise Contents Management)の側面から、企業の情報管理を支援するプラットフォームです。クライアントの重要なデータを安全な環境でお預かりし、電子データの保全、収集、調査、分析、報告までをワンストップで対応できる独自のプラットフォームとして、メールモニタリングをはじめ社内不正調査など、幅広い用途でご利用いただけます。
メールモニタリングの必要性が高まるなか、LD3によるデータ保全の環境づくりは重要となります。これにより、情報管理を前提とした紙資料の電子データ化の推進、また実際に不正を検知した場合のデータ保全による証拠の確保を可能にします。
ペーパースキャン
効率的な紙資料の電子データ化
インシデントが発生した際、紙媒体も重要な証跡となるため、日頃から紙資料を分類して「見える化」することが大切です。
紙文書のデジタル化によってペーパーレス化を推し進めるほか、検索性を高めることで意思決定の迅速化にも寄与し、ビジネスの競争力向上も可能にします。
プロフェッショナルによる不正調査サポート
不正が発覚、あるいは不正の兆候が存在する時、事実解明のためデジタルフォレンジック技術を使った調査を導入します。
不正・危機対応に関するナレッジやレポートなど、ビジネスに役立つ情報を発信しています。