サービス

サプライチェーンリスクの評価と管理

CSR調達ガイドラインの策定からサプライヤー監査までの一貫した取り組みを支援

企業の社会的責任への関心が高まるにつれ、企業にはサプライチェーン全体での取り組みが求められるようになってきています。一方で、ビジネスがグローバルに拡大していく中、サプライチェーンにまたがる問題を社内のリソースのみで適切に対処することは困難です。デロイト トーマツは、CSR調達の実現や人権デューデリジェンスの実施といったサプライチェーンにおけるESGの取り組みについてアドバイスを行います。

CSR調達ガイドラインの策定

近年、ビジネスのグローバル化に伴い、企業の事業活動が社会に与える影響力がますます強まっています。その様な状況の中で、企業が社会的な責任を果たすためには、サプライヤーと協働し、サプライチェーン全体における持続的な取り組みを実施することが必要です。また、各種CSRガイドラインや外部評価においても、CSR調達の促進が求められています。

サプライヤーに対してCSR活動の推進を行うためには、まず「CSR調達方針」や「CSR調達ガイドライン」等で自社の考え方や依頼する具体的な項目を明確に示すことが必要です。その上で、サプライヤーの調達品目・規模・状況などに応じた対応を依頼していきます。

デロイト トーマツは、CSRに関するグローバルな知見と実績を活用して、主要なCSR関連の国際規範と自社CSR方針の双方の視点を踏まえた網羅的かつ独自性のある「CSR調達ガイドライン」の策定支援を行います。

国際的なCSRの行動規範と企業内のCSRに対する考え方・方針をベースに、サプライヤーが遵守すべきCSR調達ガイドラインを策定します

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CSR/ESG監査の実施

CSR調達ガイドラインの策定後は、サプライヤーのCSRの取り組みを定期的にモニタリングし、適切に改善を求め、レベルアップを図っていくことが必要です。多くのサプライヤーを持つ企業では、モニタリングの実施において、チェックリスト等を活用した書面調査と現地への訪問調査を併用することが効果的かつ効率的です。

デロイト トーマツは、これまでの豊富な実績やノウハウを活かし、企業の状況に合わせた適切な調査手法および調査対象の選定に係るアドバイスを提供します。また、チェックリスト案の作成や現地調査への同行を通じた実施支援等も行います。

調査対象企業の選定(スクリーニング)

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人権デューデリジェンス

2011年に国連人権理事会で「ビジネスと人権に関する指導原則」が承認されたことを契機に、企業には、自社従業員のみならず、サプライチェーンの労働者や地域住民といった、ビジネスに関連するあらゆるステークホルダーの人権を尊重することが求められるようになりました。特に、近年は各国における「ビジネスと人権に関する国別行動計画(NAP)」の策定も進み、英国の「現代奴隷法」に代表されるように、サプライチェーン上の人権に関する取り組みの開示を国内法で義務化する動きも見られ、企業への人権尊重の要請はますます高まりを見せています。

人権デューデリジェンスとは、企業が与える人権への負の影響を特定し、潜在的な影響を防止、軽減し、顕在化している影響に対処するために必要な一連のステップを指します。「ビジネスと人権に関する指導原則」によれば、企業は、自社のみならずサプライチェーン上で発生し得る人権侵害についても、適切に対処することが求められています。

デロイト トーマツは、人権方針の策定や人権リスクの特定、リスクアセスメントやモニタリング評価といった人権デューデリジェンスの一連のプロセスに関するアドバイスの他、従業員への人権教育等、企業の人権に関するあらゆる問題に関してアドバイスを提供します。

バリューチェーン全体の人権リスクを把握し、そのプロセスを含めて説明することが求められています

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水リスクの評価

水資源の枯渇は、気候変動と並んで最もリスクの高い環境問題のひとつとされており、世界経済フォーラムが毎年発行する「Global Risks Report」では、「世界への影響力が大きいリスク」として、水危機が、気候変動や自然災害を上回る程のリスクと認識されています。

渇水や洪水は、企業の経済活動に甚大なダメージを与えるため、水リスクに関する企業の取り組み状況は、投資家からも注目されるようになってきています。二酸化炭素の排出量を調査していたCDPも、2010年から水について情報開示の要請を始めており、サプライチェーンを含めた水資源の管理は、グローバル企業にとって喫緊の課題と言えます。

デロイト トーマツは、グローバルなネットワークを活用し、企業の水リスクへの取り組みについて、方針の策定や体制の整備、情報開示等に関する支援を行います。

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プロフェッショナル

達脇 恵子/Keiko Tatsuwaki

達脇 恵子/Keiko Tatsuwaki

有限責任監査法人トーマツ パートナー

これまでにESG(環境・社会・ガバナンス)、リスクマネジメント、内部統制などの各種ガバナンス関連のコンサルティングに従事。現在はデロイト サステナビリティ 日本統括責任者としてクライアントのESG領域における取り組みを支援している。 主な実績はCSRレポート・統合報告書の作成コンサルティングやマテリアリティ評価を含むCSR戦略立案コンサルティング、およびその企業戦略への組み込み支援等。 主要著書:... さらに見る