サービス

知的財産関連の取引交渉・契約支援

ライセンス契約や知的財産売買における候補先検討からターゲットへの初期的なアプローチ、交渉から契約締結、取引後の事業実施や権利活用に至る一連のプロセスについて、マーケットや財務・事業戦略と関連付ける統合的な視点をもって、ワンストップでお客様を支援します。

ライセンス契約交渉支援

ライセンス契約交渉において、候補先検討からターゲットに対する初期的アプローチに至る、一連のディールプロセスをワンストップで支援します。

 

サービスメニュー

  • オープンイノベーションや知財活用の活発化により、ライセンス活動およびライセンス契約の機会と重要性が高まっている
  • しかしながら、数億円~数十億円以上の投資規模の意思決定であるにも関わらず、十分な検討がなされないまま、契約締結に至っているケースも散見される
  • ライセンス取引の成功のためには、外部アドバイザーを活用しながら、経済的条件を十分に踏まえて交渉することが重要となる

ライセンス契約交渉支援
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失敗事例に学ぶライセンス契約交渉支援サービスのメリット

  • ライセンス検討・交渉時
    社内にライセンスの専門人員がおらず、交渉で割り負けたり、案件の進捗が遅れたり、ディールブレークに至ったりしているケース
    ・ 適切なプロセス管理と交渉時の論点整理を実施
    ・ 投資実行の説明責任を果たすためのロジックと根拠資料作成
  • ロイヤルティ料率検討時
    従来の業界慣行や過去実績に基づき、明確な根拠がないままに、ライセンス契約条件やロイヤルティ料率を決定しており、経済的に不利な条件となり、結果として潜在的な損失を生んでいるケース
    ・ 対象事業の収益水準に基づくロイヤルティ料率の検討
    ・ 類似のライセンス事例・ロイヤルティ料率事例の調査
  • ライセンス期間における契約管理時
    ライセンス契約締結後は、ライセンシーの状況やロイヤルティ支払いの適切性に対する管理を実施していないケース
    ・ ロイヤルティ監査に基づく過小支払額の発見
    ・ 技術流出・不正使用等の発見
  • 契約見直し・更改時
    ほぼ交渉せずに更改されており、契約内容の修正や条件変更は検討されずに不利な契約が継続しているケース
    ・ 事業環境や経済状況に鑑みたあるべきロイヤルティ料率の検討
    ・ 有利な更改交渉に向けた交渉材料の準備
  • 権利行使・知財係争時
    徹底抗戦するか和解するかの判断を経済合理性をもって検討できていないケース
    ・ ライセンサー(もしくはライセンシー、第三者)の逸失利益の算定
     

知的財産売買交渉支援

買収戦略立案から買収後の事業実施まで、一連の買収のプロセスを、知的財産を市場や財務・事業戦略と関連付ける統合的な視点をもって、ワンストップで支援します。


サービスメニュー

  • 技術や特許などの知的財産の買収は、市場シェアを獲得する企業買収とは異なり、知的財産の市場性に関して不確定な要素が多く、注意すべき点が多く存在
  • 技術に関する専門的な視点はもちろん、自社の戦略に適合しているか、市場性があるかどうか、といった、経済的な視点からも検討を行う必要
  • 知的財産買収の成功のためには、外部アドバイザーを活用しながら、経済的条件を十分に踏まえて交渉することが重要
     

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失敗事例に学ぶ知的財産売買交渉支援サービスのメリット

  • 買収戦略の立案~買収候補の選定時
    事業戦略に適合した技術、買収対象企業が保有している技術を把握していないケースや、逆に、技術のみに着目してしまっているケース
    ・ 買収目的の整理
    ・ 買収候補の知的財産の技術的な側面、自社の事業戦略との適合性、現在の市場性および将来の市場予測等を考慮した、統合的な検討・評価
  • 買収取引の実行時
    無形資産の調査が技術の市場性に関する視点に欠いており、投資リスクの適切な評価ができていないケース

    財務・税務面のみの観点からストラクチャリングを行ってしまい、いざ事業を開始する際に必要な知的財産が活用できない状況に陥るケース
    ・ 技術の市場性の視点をもった知的財産デューデリジェンス
    ・ 関連技術の保全に留意したストラクチャリング
  • 買収後
    自社のビジネスモデルに買収対象技術をどのように活用するのかプランニングできておらず、技術活用の効果が限定的となってしまうケース

    技術価値向上のための新たな開発、事業計画が整備されていないケース
    買収後の事業計画策定・実行支援