論理的に思考する力があれば、ITの知見がなくても活躍できる

新卒入社者トークセッション(文系)
ITのバックグラウンドを持たない文系出身者で同期入社の2人の若手社員が、DTCYを選んだ理由や成長環境について語ります!
H.K、M.S
デロイト トーマツ サイバー合同会社

※役職・内容はインタビュー当時のものになります

将来的なビジネスの拡大を感じ、チャレンジを決意した

文系出身者でありながら、なぜIT領域の仕事を選んだのか、そして、なぜDTCYを選んだのかを教えてください。

M.S:学生時代は教養学部で社会学を専攻し、民俗学の研究に取り組みました。就職活動の軸は、「I T業界」「コンサルティング」の2軸をベースにしていましたね。サイバーセキュリティについて興味を持ったのは、社会学の授業で取り扱ったことがきっかけです。もう一つ、個人的なことですが、私は父がシステムエンジニアをしているのですが「プログラミング言語の考え方は、言語の使い方に似ているため、文系出身者にも向いているよ」とアドバイスされたことも影響しています。コンサルティングについては、幼い頃から物事を分析し、論理的に整理して改善点を見つけようとする性質があったので、自分に向いていると考えました。

H.K:コンサルタントに向いている人は、やはり分析する癖があるんでしょうね。私も文系の大学院に進学し、ITの専門知識は皆無でした。サイバーセキュリティに目覚めたのは、DTCYが開催する一般向けのセキュリティセミナーに気まぐれに参加したことがきっかけでした。特段、IT領域を意識していたわけではなかったのですが、セミナーの日程が自分の予定にぴったりだったんですね。そのセミナーの中で、グループワークで擬似ハッキングに挑戦した際、パソコン1台があればシステムに侵入できてしまうことに驚きました。社会を支えるITインフラが日々見えない脅威にさらされていると知って衝撃を受け、強い興味を抱いたのです。

M.S:就職活動のためではなく、個人的な興味からセミナーに参加したということでしょうか。私は当初、デロイト トーマツは知っていましたが、DTCYの存在は知らず、仕事内容も理解していませんでした(笑)。

H.K:就職のことも多少は意識し、興味の幅を広げようという気持ちもありました。セミナーでは、セキュリティによって世の中をどう良くしていくのかということまで考えたので、こういう仕事は面白いかもしれない、と。森さんと同様に、私も考えることが好きなので、「コンサルティングは向いているかも」と思いましたし、専門性が身に付くという意味でもサイバーセキュリティの仕事は魅力的でした。

M.S:IT業界には多様な企業がありますが、サイバーセキュリティを強みにしている企業は非常に少ないですよね。特に国内においては、他のSIerなどのIT企業と比較して、今後のキャリアの軸となるような専門性を学べる企業は、DTCY以外にはそう多くないと感じました。ここなら希少価値のある人材になれるだろうと考えていました。

H.K:私はDTCYありきで就職活動を進めたので、この出会いがなかったらIT業界の道は選んでいなかったと思います。また、サイバーセキュリティにおける知見の深さ、サービスの幅の広さという面でも、DTCYには企業競争力があると実感したことも入社の決め手ですね。

M.S:最終的にDTCYを選んだのは、選考過程の中で「一緒に仕事してみたい」と思える方がとても多いと感じたためです。他社とは違い、皆さん、物腰が柔らかく、私の話をしっかり聞いて向き合ってくれると感じました。

周囲の先輩や教育支援のおかげで成長できる

ITのバックグラウンドがない中で、不安はなかったのでしょうか。

M.S:選考過程で「ITのバックグラウンドがなくても問題ない」というお話を伺っていたので、入社後に頑張って勉強しようと思いました。面接を受ける際にも、肩の力を抜いて臨んだのが功を奏したのかもしれません。ありのままの自分を伝えることができたように感じます。

H.K:私は就職活動を始めるにあたって不安も感じていたので、IT知識を少しでも学ぼうと考え、早い段階でITパスポートの資格を取得しました。とはいえ、IT知識を持つ理系の学生のように詳細まで理解できませんから、最終的には開き直って面接に臨みました(笑)。

M.S:私の場合は、不安やプレッシャーを感じたのは、むしろ入社後でした。「ゼロからのスタートでついていけるだろうか」と。会議の議事録を取る際にも、カタカナ用語や専門用語が飛び交う中、それがIT用語なのかサイバーセキュリティの用語なのか、コンサル用語なのかもかわからなくて…。そこからは外国語を学ぶような気持ちで、自分で単語帳を作って勉強していきました。
ですが、周囲の先輩たちが親切に教えてくれるのは大きな追い風でした。先輩方から進んで教えていただく機会も多く、今では会議の内容も理解し、コンサルタントとしてお客様と向き合えるようになりました。私は自分の中で理解が進むまで質問するのを控えてしまうタイプでしたが、上司が積極的に不明点を解消しようと動いてくれたことで、気軽に相談ができるようになりました。上下に関係なく、フラットにコミュニケーションできる環境もDTCYの魅力ですよね。

H.K:私もそうですね。業務には、ITやサイバーセキュリティの知識が必要なので、当初はわからないことが多く、焦りを感じました。しかし、DTCYのもう一つの魅力として、質問・相談しやすいカルチャーがあります。わからないことを恥じるより、自ら上司や先輩に教えを乞い、学ぶことが大事だと思うべきだというふうに自分のマインドが変化しました。フラットに相談や会話ができるカルチャーがあるので、周囲の力を借りながら業務を遂行できますし、多くを学んで成長していけると思います。

H.K:今はどういうプロジェクトに取り組んでいるのですか?

M.S:これまでさまざまなプロジェクトに携わりましたが、直近ではインフラ系の企業のクライアントを担当しています。オンプレミス環境にあったデータ収集システムを刷新し、クラウドで構築する案件で、システム上のリスク検討やアセスメント評価を手掛けました。
実際に、お客様とのやりとりや資料作成などに多くの時間を割いていますが、仕事内容についてギャップを感じたことはありません。コンサルタントの仕事に華やかなイメージだけを抱く学生の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の中では「地道な分析と議論を重ねていく」という印象がもともとあったからです。お客様の理想をヒアリングし、すり合わせを重ね、実現性を踏まえた上で提案していくプロセスを楽しんでいます。

H.K:私は現在、金融機関のクライアントを担当し、サイバーセキュリティの社内体制におけるアセスメント評価を手掛け、リスク回避支援なども行っています。アセスメントにはサイバーセキュリティの幅広い知識を使うので、そこがすごく面白い。端末におけるセキュリティ対策からサーバやシステム、クラウド内におけるセキュリティ体制、さらにはガバナンスや社員の研修体制まで、技術面だけでなく、組織体制に関わることにも関わっていきます。
プロジェクトを通じて学ぶことは非常に多いですし、DTCYには研修などで成長を支援する文化があるので、資格取得などの勉強でも知識を身に付けることができます。

M.S:実は私も今、資格取得に向けて勉強中です。業務上必要な、AWS認定資格やCISSPというセキュリティ関連の認定資格を目指して、時間を作って勉強しています。研修費用や資格の受験費用などを会社が負担してくれますし、受験に向けた勉強時間を勤務時間としてチャージできる制度もあります。また、研修を受ける期間は業務を休むことができるので、集中して取り組めます。専門性の高い資格の場合は、取得後の資格保持に多額の費用が掛かるケースもありますが、そこもカバーしてもらえるので、手厚いですよね。さらに制度環境が整っているだけでなく、所属部署内のTeamsなどの連絡網で「こんな資格試験があるよ」と共有されたりするので、意欲が高まりますね。

H.K:成長へのモチベーションも高めやすいと感じますよね。社内の制度周知も進んでいて、上長に共有すればすぐに承認してくれますしね。私もCISSPの資格取得に向けて、Zoomでのオンライン講座に参加していますが、業務と並行して学べるチャンスが豊富なのはとても嬉しいです。

専門性を磨いてプロフェッショナルを目指す

今後、どのように活躍していきたいと考えていますか。

M.S:今はプロジェクト・チームの中で一番若手の立場にあり、先輩にリードしてもらうことも多いと感じます。今後は自分が後輩を引っ張っていく立場になるので、タスクを分散してチームワークで力を発揮できるようなスキルを身に付けていきたいですね。また、キャリアの方向性としては、クラウド領域の知見をより深めていこうと考えています。専門性を磨き、お客様にプロフェッショナルとしてサービスを提供していくことを目指します。

H.K:私もDTCYに入社した当初から専門性を深めたいと考えていました。入社直後はドキュメント作成などの業務で総合力を磨くフェーズでしたが、今後は技術的な側面により深く関わり、自分の専門性を磨いていきたいと思います。

M.S: ITやサイバーセキュリティに関わる仕事は、理系出身者でないと無理だと思っている学生は多いと思います。けれど、入社後に専門知識も理解できますし、研修や資格取得支援などのアシストを活用することもできる。常に新しいことを学ぼうとする姿勢があれば、成長していくことができる会社だと思います。

H.K:そういう要望を発信しやすい環境ですからね。上長とコミュニケーションを取る中で、現場での学びと自己学習の時間のバランスをしっかり保ちたいという私のオーダーもしっかり聞き入れてくれました。
私の目標は、社内で「この分野は、あの人に聞け」と言われるような専門性を持ったコンサルタントになること。DTCYなら、実現できると思っています。

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