サイバーインシデント対応のプロフェッショナルとして働く3児の父のリアルライフ

A Day in the Life at Deloitte Tohmatsu Cyber LLC
D.M.
デロイトトーマツサイバー合同会社
Attack & Respond　マネジャー
SIer出身
働く環境・魅力／多様な働き方／チャレンジできる環境／育休／多様な専門家との協働/育児との両立
※役職・内容はインタビュー当時のものになります

Q. デロイトトーマツサイバー合同会社（以下、DTCY）ではどんな仕事をしていますか？

A. 私はサイバーインシデント対応を担当しています。
具体的には、サイバー攻撃を受けた際のフォレンジック調査や被害範囲の特定、対外的な発表の支援などを行っています。インシデントを未然に防ぐための準備や訓練、再発防止策の助言も行っています。
仕事をする上では、クライアントに寄り添った対応を心がけており、クライアントが安心して事業展開できる環境を提供できるようにサイバーセキュリティを強化しています。サイバー攻撃によって事業停止したクライアントをサポートする案件では、迅速な対応が求められ大変なこともありますが、最終的に感謝のお言葉を頂けると、非常にやりがいを感じます。

Q. DTCYに入って驚いたことはありますか？

A. 求められる業務の幅広さです。広範囲な対応が求められる場面において、他部署の専門家と協力することもあります。実際に、危機管理や個人情報保護の観点で弁護士と議論する機会があり、経験の幅が広がったと感じました。入社前は技術スキルを求められるという印象がありましたが、技術面だけでなくサイバーセキュリティに精通していない方とのコミュニケーション方法も意識するようにもなりました。

Q. サイバー業界に求められている人はどのような方ですか？

A. 自分のできる範囲を絞らないことが重要です。
サイバー業界では、技術力はもちろんのこと、それ以外の経営などに対する興味を持つことも重要だと感じるようになりました。特にDTCYでは、単なる調査だけにとどまらず、他の専門家とコミュニケーションをとる機会も多いです。

Q. 家庭と仕事の両立はどのようにされていますか？

A. 3人目の子どもが生まれてからは、家事や育児の役割が増え、よりハードになりましたが、DTCYのリモートワーク制度を上手く活用しています。
仕事と家庭のバランスを取るためには、効率的に仕事を進め、家族との時間を大切にすることが重要です。私は、極力18時には仕事を切り上げ、残った作業があれば子どもを寝かしつけた21時以降に作業する、といった工夫をしています。子どもがいるからこそ、メリハリをつけた働き方ができていると感じています。

Q. 出社の頻度はどのようなものですか？

A. インシデントの発生直後は現場に駆けつけることが多く、出社と在宅勤務の割合は流動的です。現場には、主に調査メンバーに赴いてもらうことが多く、出社の必要がない時には在宅勤務で働いています。

Q. 子育ての面白さや経験の中で得たものなどありますか？

A. 子どもたちの成長過程を見守る中での面白さを感じます。特に3人目の子が生まれてからは、甘えていた上の子たちが兄・姉としての役割を果たすようになり、成長を感じます。また、子どもたちの性格や個性がそれぞれ異なるので、一緒にゲームをしたり、おままごとをしたりと、それぞれの興味に合わせた時間を一緒に過ごすことが楽しいです。

Q. 自分時間をどのように過ごされていますか？

A. プライベートでは、テレビゲームや家族との時間を楽しんでいます。また、家族での旅行やBBQも楽しんでおり、リフレッシュする時間を大切にしています。スキルアップや新しい技術を使った活動も時間を見つけて、継続して実施しています。

Q. これから挑戦してみたいことなどありますか？

A. 今後は、サイバー以外の分野でも、AIなどの新たな技術の活用に挑戦してみたいと思っています。便利な技術を積極的に活用することで定常業務の効率化を図り、より良いサービスを提供したいと考えています。
プライベートにおいては、週末に家族と外出することも多く、充実した時間を過ごせています。今後は、旅行などの遠出も楽しめたら嬉しいです。

求職者へのメッセージをお願いします

DTCYの魅力は、リモートワークやフレキシブルな働き方を支援する環境が整っていることです。インシデント対応は24時間365日対応するイメージがあるかもしれませんが、家庭を持っていてもメリハリをつけて働くことができます。
業界問わず、サイバーインシデントが多く発生しています。実際のサイバーインシデント対応をDTCYで経験することはあなたのキャリアにとって大きな財産になるでしょう。サイバー業界に興味がある方は、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか？