子育てとキャリアを両立し、自分のキャリアを確立していく彼女のサイバー業界でのリアルな働き方とは
A Day in the Life at Deloitte Tohmatsu Cyber LLC
M.A
デロイト トーマツ サイバー合同会社
Power, Utilities & Renewables ディレクター
外資系総合コンサルティングファーム出身
働く環境・魅力/女性活躍/育児との両立
※役職・内容はインタビュー当時のものになります
デロイト トーマツ サイバー合同会社(以下、DTCY)ではどんな仕事をしていますか?
電力やガスなど、重要インフラを担うエネルギー業界のサイバーセキュリティに関わるサービスを担当しています。
元々はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社の所属で、電力・ガス業界のDXや人財育成関連のプロジェクトに従事していました。出産・育休からの復帰を機に、2020-2021年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたサイバーセキュリティ対策関連のサービス強化のため、サイバーセキュリティの領域に関わったのがきっかけです。部分出向(兼務)で実際にサービスの提供まで担当しているうちに、DTCYのPU&R(Power, Utilities & Renewables)セクターのサブリードとして活動するようになりました。具体的には、チームの年間の活動計画や目標設定・管理、サービス開発、各種サービスを担うチームメンバーとの連携、クライアントへの営業活動、プロジェクトのデリバリーまで全体に関わっています。
私の仕事の面白さ・やりがいと言えるところは、まず、電力・ガスの業界は、発電から送配電、小売と大きく事業や組織が異なるところです。それぞれの事業の中でもサイバーセキュリティリスク、プライバシーのリスクなどは大きく異なり、その対応を幅広くご支援できるところです。また、再生可能エネルギーなど分散電源の増加や小売自由化など、多くの変化点にあり、その対応としてIT・デジタル技術の活用が進む中、サイバーセキュリティリスクに対応していくという点にも最新のリスクに対応していく面白さがあります。さらに、日本の最重要インフラの1つであるエネルギー業界をご支援するという点には大きなやりがいを感じています。
DTCYに入って驚いたことはありますか?
私は新卒からコンサルティング業界で、他コンサルティングファームを経験してからデロイト トーマツコンサルティング合同会社に中途入社し、DTCYに兼務で勤務していますが、DTCYは会社が「インテグリティ」を最重要としているだけあって、ものすごく誠実・真摯な姿勢でビジネスに臨む会社だと感じました。
献身的に、クライアントのためにプロジェクトに関与することができるメンバーが集まっていると感じます。。
蓄積・整理された知見やナレッジをうまく活用するのは他社でもやっていると思いますが、DTCYはさらにクライアントのビジネスやこの先、考えている将来像にしっかりと寄り添って、その実現のために一生懸命考え、伴走していくタイプのプロジェクトが多いです。。
若手はプロジェクトデリバリーの仕方ではなく、クライアントの問題を定義し解決していくという本質的なコンサルタントとしての力をつけながら専門性を伸ばすことができると思います。入社時の研修などサポートも手厚く、業務にあたる際にも各分野の専門家にわからないことをすぐに聞ける組織風土があるので心配せずに入社してきていただきたいです。
サイバー業界に求められている人はどのような方ですか?
サービスの提供の領域に関係なく、経営リスクとしてサイバーの話をすることが多いので、サイバー業界に関心を持ち、経営リスクへの影響を考えてアウトプットできる人だと思います。
業界に関わらず、クライアントの会社を取り巻く経営環境の変化を敏感に感じとり、クライアントの現状を俯瞰して、かつ自分事として捉え、お話しできるような方が必要だと感じます。
家庭と仕事の両立はどのようにされていますか?
私には今、8歳の娘がいます。家族の予定については、家族用の共有カレンダーを使って把握し、どの日が出張でどの日が会食、どの日が学校行事・習い事行事なのか、どちらが子どもを迎えに行くのか等の確認をしつつ役割分担しています。
子どもは小学校受験をしたのですが、その期間は半年ほど、会社のFWP(フレキシブル・ワーキング・プログラム)制度を使って両立させていただきました。本当に感謝しています。
子どもが小学生になってからは、毎日お弁当を作る必要があるのですが、ここは夫が担当してくれています。デロイト トーマツの先輩育児者からあるお弁当本を進められ、「これを見せたら配偶者がお弁当を担当してくれるようになった」と聞き、試してみたら本当に自分から弁当作りを申し出てくれたのです!その方には本当に感謝しています。
仕事については、朝早く起きて仕事をするようになりました。
夜は子どもと一緒に寝て朝五時くらいに起床し、家族が寝ている時間なので一人で集中して作業しています。子どもが生まれるまでは、夜に仕事をやってから夫と居酒屋に集合して夕飯を食べるのがパターンだったので、大きな変化です。
こうしたルーティンになったおかげで、夜は仕事を早く終えて子どもを迎えに行った後は晩酌などを楽しんでいます。そのせいか子どもは海ブドウなどお酒のおつまみを好む子になってしまいました。
出社の頻度はどのようなものですか?
週1~2回程度オフィスに出社し、週1回はクライアント先にて勤務しており、あとはリモートワークです。年間の勤務全体からすると2割程度だと思います。 また、出張が月に1~2回あります。元々出張が好きで、子どもが生まれるまでは1週間通して出張ということもありました。出張の楽しさは、いろいろな地方のクライアントとお話しできること、さらに言うならそこにしかない食事やお酒を楽しみながら、ご一緒できることです。会食や顔を合わせてでしか聞けない話もありますし、クライアントのニーズをよくキャッチできると思います。
子育ての面白さや経験の中で得たものなどありますか?
結婚してから10年、不妊治療なども経て遅くにできた子どもなので、本当に子育ては楽しいですが、大変さもありますね。子どもって予想外のことをたくさんするもので、その中で経験などを積んでいると思います。もともと叱ることが苦手なタイプでしたが、それも必要なので、こういうケース・この段階まできたら注意する、叱る、と自分の中でできるだけ基準を決めてやっています。ほとんど自分が子どもに返って一緒に遊んでいるような生活ですが、子どもと時間を過ごす中で、自動的に複数タスクのやりくりやアンガーマネジメントがうまくなったように思います。
自分時間をどのように過ごされていますか?
プライベートでは、週1回ホットヨガに通っています。昔は1人きりで地方クライアント先に出張・常駐、ということも多かったので、リモートでの打合せも含め常に誰かと一緒にいる今は、自分ひとりの時間が本当に貴重です。汗を流して、体を伸ばして心も体もリラックスできる時間は大事な時間です。
これから挑戦してみたいことなどありますか?
子どもと一緒にできる趣味を始めたいと思っていて、ピアノを一緒に習うのもいいなと考えています。
他には私は過去にブラジル発祥の音楽とダンスを組み合わせた格闘技であるカポエイラをしていたので、また子どもと一緒に始めてもいいなと思っています。
求職者へのメッセージをお願いします
DTCYは若手の力を伸ばす会社として、最適な場所だと思います。
自分の強みを見つけたい人、力をさらにつけたい方、ぜひ一緒に働きましょう!
新しい一歩を踏み出す際、不安が当然あると思いますが、各領域の専門家がたくさん在籍しているのでDTCYのみんながあなたをバックアップしてくれます。
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