自らのバックグラウンドを活かし、バリューを見出す挑戦を重ねていく

新卒入社者トークセッション(対談セキュリティ)
サイバーセキュリティのバックグラウンドを活かして活躍する同期入社の2人の若手社員が、DTCYの魅力を語ります!
I.T、K.M
デロイト トーマツ サイバー合同会社

※役職・内容はインタビュー当時のものになります

セキュリティ知識を活かせる、この上ないフィールド

DTCYに入社された経緯と理由についてお話しください。

I.T:私はアメリカの大学に留学し、サイバーセキュリティを専攻していました。具体的には、社会に対するサイバーセキュリティ教育の拡大を目指し、プラットフォームの整備やWebサイトへの寄稿など幅広く経験しました。実はプログラミングを学びITに親しんだのは大学からだったのですが、サイバーセキュリティの面白さにのめりこんでいきましたね。

K.M:私も情報系の学部という点では同じです。大学ではコンピューターサイエンスを学び、その後、大学院で人工知能を専攻してからアメリカに留学しました。そこでは人工知能に対するセキュリティにおける攻撃とその防衛策について研究していましたね。

I.T:当時の最先端の研究ですね。そこから就職活動をスタートするわけですが、私は最初はアメリカで就職するか迷いました。しかし、長期的に腰を落ち着けて働ける環境がいいと考え、日本に戻る決断をしたのです。グローバル企業でありながら日本法人で働けるデロイト トーマツに興味を持ち、ボストンキャリアフォーラム(毎年10月~11月頃にボストンで開催される世界最大級の就職イベント)を通じてDTCYに興味を持ちました。
DTCYに惹かれたポイントは二つあります。まず、これまで自分が研究してきた分野をそのままビジネスに活かすことができるということです。もう一つは、チームでコンサルティングに取り組めるという点ですね。ITというキーワードには、どこか内にこもるようなイメージもあると思います。しかし、お客様の課題解決につなげるためには、お客様の気持ちに寄り添う必要があります。コミュニケーションをすることが好きな私にとって、チームでお客様に対してコンサルティングを行え、技術的な知見も磨けることは大きなポイントでした。さらに言うなら、国境を越えたコラボレーション案件にも取り組めるので英語力も活かせると考えました。これは他のコンサルティングファームやSIerにはない魅力でしたね。

K.M:DTCYは、新卒でもサイバーセキュリティを専門としたコンサルタントのポジションに就けると明言していましたからね。ですが私の場合、I.Tさんのような計画性はなかったかもしれません(笑)。実は当初は、留学先の友人と起業するつもりだったんです。しかし就職というキャリアの可能性も残そうと考え、ボストンキャリアフォーラムに急遽参加することにしました。

I.T:なぜDTCYを選んだのでしょうか。

K.M:ウォークイン(当日に履歴書を会社ブースに提出し選考を受けること)を実施していたのはDTCYを含むコンサルティングファーム2社のみでした。そこでDTCYを知り、新卒採用でサイバーセキュリティの専門職を募集していることにまず驚きました。日本の大学でサイバーセキュリティを専攻している学生は本来、ほとんどいませんからね。そんな中、自分の専門領域が活かせるということもありDTCYを訪れ話を聞いてみると、お会いした社員の人柄が良く、どんどん会社の方針に興味が湧いていきました。サイバーセキュリティ領域の人材を新卒で採用し、組織を拡大していこうというビジョンを知り、納得がいったのを覚えています。そして選考がスムーズに進み内定を頂き、計3日間で就職活動を終えました。

I.T:3日とは、すごくスピード感のある話ですね。今の話とつながるかもしれませんが、私にとっても面接は大きなターニングポイントでした。他社の面接であれば、人事の方など、サイバーセキュリティのフロントポジションにいない方が対応されるケースが多いのですが、DTCYは面接のときに現場にも参画しているパートナーの方が来られたので、とても好印象でした。話もわかりやすく、働くイメージが明確になりましたね。

自らの知見が仕事に活き、バリューを見出せる

現在の業務内容と、学生時代の経験をどう活かせているかお聞かせください。

I.T:グローバル製薬企業様の国内工場のセキュリティ製品の導入支援と運用を手掛けています。具体的には、サイバー攻撃などのセキュリティにおける脅威から工場を守るために、シンガポールや東南アジア、ヨーロッパなどの全ての工場に標準化されたセキュリティ製品を導入する大規模なプロジェクトです。扱う製品は、最先端のファイアウォールやモニタリング機器、ネットワーク通信の脆弱性(OSやソフトウェアにおけるセキュリティ上の欠陥)を検知するモニタリングツールなど、多岐にわたります。自分の知識を駆使し、サイバー攻撃から工場の製造ラインを守り、薬品の品質管理検査データや研究情報の流出を防ぐことができるため、お客様の工場内における大切な資産を守ることにつながります。これはまさに自分がやりたかったことだと、やりがいを感じているところです。

K.M:私の場合は、機密保持の観点で詳細にお話できないプロジェクトが多いのですが、とあるお客様のインシデント対応という観点で、セキュリティ態勢や対策の有効性を攻撃者として確認するプロジェクトに参画した例が挙げられます。もちろん擬似的なものではありますが、サイバー攻撃を受けた現場に入り、実際にどうウイルスが執行され、どのような被害を及ぼすのかというリアルな実態を目の当たりにできました。この学びは、自分にとって大きな収穫であり、DTCYという信頼があるからこそ、これだけ大きな企業からインシデント対応を任せてもらえたのだと思いますね。
業務全般に言えますが、私が積み重ねてきたサイバーセキュリティの知識を認めてもらえる機会が非常に多く、そこに大きなやりがいを感じます。かつ、チームの先輩と専門的な知識について話し合えるので、仲間と分かり合える喜びがありますね。DTCYでなくては得られない経験、味わえないポジションだと思っています。

I.T:そこには大きく共感します。DTCYが提供するサービスは上流に関わるものが多いですが、上流から下流まで多様な知識を持つ先輩方がいます。サイバーセキュリティの知見としては全てをカバーできますし、私自身が持つ知識もバリューとして見出してもらえる。これまで積み重ねてきた学びが活きる瞬間を日々実感できますね。

社会貢献性の高いミッションへ挑み、見える世界も広がっていく

I.T:ライフサイエンスとヘルスケアの領域で一流のコンサルタントになりたいと考えています。私は大学でアメフト部に所属していたので、ケガなどで病院にお世話になることも多かったのです。だから病院や製薬会社などのメディカルといわれる領域は、非常に身近であり、自分ごと化できる領域でもあります。

K.M:社会に貢献している実感が得られるわけですね。

I.T:過去には、病院がマルウェアに感染し、カルテを暗号化されたことで患者情報を確認できなくなった事件もありましたが、今後はますますサイバーセキュリティに深い知見を持つアドバイザリーの力が必要とされます。そして、患者の情報を守ることで、真に助けを求めている人々の役に立つことができるのではないかと思っています。

K.M:私は常にワクワクする場に身を置きたいと考えています。DTCYに入社してからの3年間、アサインされた案件は自身が希望したものか、想定をはるかに超えた面白いものばかりでした。知的好奇心を満たしてくれる難易度の高い案件に挑戦し続けているので、常に胸が高鳴ります。
DTCYで働くメリットの一つに「見える世界が広がる」という点が挙げられますね。DTCYという大きなフィールドに身を置いてこそ、見える景色があるということを実感しています。そうした意味では、自分の目標は達成し続けられていると思いますね。

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