サービス

Risk Analytics

デロイト トーマツのRisk Analyticsは経営企画部門、内部監査部門やリスク管理部門に対し、リスクの早期発見、軽減策、移転策の検討やリスクテイクのタイミングの検討など、“攻め”と“守り”の意思決定を最適化するソリューションです。これにより、企業にとって重要なリスクを管理しながら、経営を行うことが可能です。

Risk Analyticsは何千社へも提供された豊富なAudit Analyticsの経験から生まれたサービスであり、デロイトの知見と経験を結集したリスク分析ソリューションです。

Deloitte Risk Analytics makes an impact that matters through:

Audit Analytics

Audit Analyticsは、会計監査のアナリティクスサービスです。従来の会計監査では活用されていなかった企業の財務・非財務データを、他の様々な属性情報や外部データと組み合わせて分析・視覚化することで、監査人の経験則では捉えられない関係性や傾向・推移を識別し、効率的かつ効果的な監査を実現する、デロイト独自の先進的な監査手法です。

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Transforming the Internal Audit Function through Digital Internal Audit

グローバル化やデジタル化が急速に進展している現在において、内部監査部の役割は大きく変化しています。企業が抱えているリスクを適時に報告するだけでなく、リスクが顕在化する前にインパクトを予測し、その対応について助言することが期待されています。しかし、定型的な作業による慢性的な人手不足に加え、グローバル化やデジタル化への対応が遅れている内部監査部が多く、企業の最も重大な潜在的なリスクに対する助言の提供まで手が届かないケースが多く見られます。経営への有益な示唆をもたらすために、内部監査の変革が必要です。

デロイトは、内部監査にデジタルトランスフォーメーションをもたらすフレームワーク「Internal Audit 3.0」を提唱しており、内部監査部に求められている保証(Assure)・助言(Advise)・予測(Anticipate)の3つの期待役割に応え、より高度な内部監査を実現します。内部監査業務の自動化とRisk Analyticsを活用することにより、効率的に異常発見と重要なリスクの識別が可能となり、企業全体のリスク管理能力の向上に貢献します。

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Digital Internal Auditの詳細は、こちらから

Risk Analytics Connect

企業を取り巻く様々な環境の変化に伴い、企業が直面するリスクは近年ますます多様化、複雑化しています。不正会計やコンプライアンス違反など、企業における不正に対する目も更に厳しくなっており、企業には適時・適切なリスク管理が求められています。

Risk Analytics Connect(リスク アナリティクス コネクト)は、大手国内監査法人初※1のクラウドベースのリスク分析サービスです。企業内の連結財務データ、販売や購買などの各種取引データを読み込み、デロイト
トーマツが長年にわたって蓄積したリスクシナリオに基づき自動分析します。

最新のリスクに対応した分析をすぐにいつでも利用でき、経営企画部門・経理部門においては多数ある子会社や事業リスクの早期発見、内部監査部門においてはガバナンス強化・データ分析の効率化・リモートモニタリングやリモート内部監査の実現など、効率的・効果的な内部監査の実現に役立ちます。

※1: 当法人調べ。2017年度の業務収入上位4法人で初。

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Accounting & Finance Analytics

会計基準の変更および為替・市場リスクをはじめとした会計・財務領域のリスクは様々な形で企業の経営に影響を与えるため、企業は常に内外からリスク管理体制の強化を求められています。変化するビジネスに対応するためにも、既存のリスク管理体制にとどまることなく、リスク管理の高度化を推進できる体制の構築が必要不可欠です。

会計・財務領域におけるアナリティクスの活用は、管理会計基盤の構築・整備、為替や株価などの市場リスク管理、与信管理、資金調達リスク管理、売上・コストの予測精度向上、販売促進コスト管理の最適化など、様々な場面での効果が得られます。例えば製品収益性管理においては、種々雑多な製造間接費や販促費を一律に配賦するのではなく、構成単位で細かく修正し、収益性を検証することにより、より細かい単位での収益性の改善につなげるほか、各部門におけるコストを精緻に把握することができ、正確な意思決定が可能となります。デロイト トーマツは、データを駆使して得られた知見を活用するサイクルを構築して、管理体制の高度化を効率的・効果的に支援します。

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Digital Controls Transformation

現在、多くの企業で内部統制においてもデジタル化の取り組みが進んでいます。マニュアルによる従来型の統制では、リスクの把握に漏れが生じたり、膨大な取引のチェックをしたりと多大な人的リソースが必要でした。

予測モデルを用いてトランザクションを常時監視し、インシデントの発見と対応を自動化するといった、リアルタイムモニタリングの仕組みを内部統制に組み込むことで、取引全体に対して画一的な視点でリスクのある取引を効率的に抽出することが可能となります。Risk Analyticsに基づく内部統制の有効なデザインと効率的な運用により、リスクの識別や対応を高度化しリスク管理能力を向上します。

Conduct Risk Analytics

顧客との信頼関係は受託者責任を負う金融機関のビジネスの根幹をなします。しかし残念ながら、最近の金融機関の不祥事によりその信頼関係は揺らいでいます。信頼関係を再構築し強固なものとするために、当局や各金融機関はコンダクトリスクに影響する企業文化や内部統制を評価し改善していくことの重要性を強調しています。

デロイト トーマツが提供するConduct Risk Analyticsは、リスクを取引データ等に基づいて定量的に捉え評価します。大量のデータをテキストマイニングや機械学習等で分析し、不適切販売等のリスクが高い担当者、商品や取引を洗い出すことで、企業文化や業務フロー、内部統制の改善機会を識別することが可能であり、適切なコンダクトリスクマネジメントを支援します。

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プロフェッショナル

カイル ランネルズ/Kyle Runnels

カイル ランネルズ/Kyle Runnels

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー

日本国内企業およびグローバル企業に対して、デジタル技術に基づいたリスク管理コンサルティング業務に従事(ワシントンDCにて3年半、東京にて10年以上)。2012年より、有限責任監査法人トーマツのAnalytics部署の創立メンバーとして、分析サービス提供のための人事組織、業務プロセス、技術基盤の設計等に従事。ビッグデータ・機械学習・テキストマイニング・RPA、様々なデジタル技術を組み合わせて、企業の... さらに見る

森 孝志/Takashi Mori

森 孝志/Takashi Mori

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー

外資系コンサルティングファーム勤務の後、大手監査法人において、会計監査、内部統制構築、株式公開支援、企業価値評価および財務デューデリジェンス等のサービスを幅広く手掛ける。 英国ロンドン事務所勤務を経て有限責任監査法人トーマツ入社。事業会社が抱えるグローバル与信リスク、為替リスク、資金調達リスク等のファイナンシャルリスク管理の高度化をはじめ、財務会計領域における幅広い実務経験と業務知識を有する。特に... さらに見る