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サービス
The Smart Factory by Deloitte
新しいものづくりへの挑戦
デロイト トーマツ グループは「The Smart Factory by Deloitte」と称する工場スマート化を推進するためのイノベーションスペースを提供し、これからの日本の製造業の競争力・企業価値向上を支援します。
目次
- 日本製造業の現状
- 競争力強化のためのスマートファクトリー
- 工場のスマート化:スマートファクトリー 2.0
- デロイト トーマツ グループがスマートファクトリーに取り組む理由
- スマートファクトリーへの取り組みにおけるデロイト トーマツ グループの強み
- Deloitteのスマートファクトリーエコシステム
- The Smart Factory
- デロイト トーマツ グループがThe Smart Factoryで提供する体験
- The Smart Factoryで取り組む課題解決
- 戦略的なDXを支援するGlobal Smart Factory Network
- プロフェッショナル
日本製造業の現状
日本の製造業は、従来30年の延長にはない新たな価値観と構造変化と、デジタルテクノロジーの加速進歩・社会のデジタルシフトによって、かつてない変化・変動に直面しています。加えて、製造機能を中心にデジタル技術を活用し、工場をスマート化することで、ビジネスモデル変革や圧倒的なQCD改善を成し遂げているプレイヤーが世界各国に出現してきています。日本製造業を取り巻く事業環境は一層厳しさを増しています。
競争力強化のためのスマートファクトリー
日本では縦割り・個別最適化された組織や業務を現場の勘・コツ・経験が繋いでいる状況が現在でも続いている企業が多々見受けられます。労働人口が減少する中、こうした現場の知恵が継承されないリスク、QCDを維持向上させることに対するチャレンジが顕在化している状況ではないでしょうか。更にはカーボンニュートラルなど製造業各社が社会的に対応していくべき責務も新たに生じている状況でもあります。
多くの企業は属人化された業務の役割を機械とシステムの繋がりに任せ、人間はより付加価値の高い業務へと専念するという他、新たな社会的要請に対応しうる新しいものづくりの在り方を模索しています。しかし、技術の急速な進化やサプライチェーンの複雑さ、デジタル人材不足などにより、デジタル化の目的や効果を訴求しきれず、DX化が停滞している現状があります。
デロイト トーマツ グループは、日本製造業の競争力・企業価値向上のために、デジタル技術を活用した新たな製造業の姿をThe Smart Factoryというイノベーションスペースでの活動を通じて示し、実現への道筋を一緒に描くことを目指しています。
工場のスマート化:スマートファクトリー 2.0
かつてない変化・変動に直面する状況下においても、イノベーションを創出し続ける将来の製造業の姿として、スマートファクトリーがあります。スマートファクトリーは、リアルな4M (Man, Machine, Material, Method) を動かす製造業がデジタルを駆使して継続的に付加価値創出・競争力を強化する取り組みであり、工場の姿です。
デロイト トーマツ グループは、効率化・省人化を目指したデータ処理基盤の整備が中心であった従来の「スマートファクトリー1.0」の取り組みに対し、そのデータから「現場の事実を情報化」し、組織活動を活性化させ、変化対応・変化創出力を高める、「スマートファクトリー2.0」を提唱しています。
デロイト トーマツ グループがスマートファクトリーに取り組む理由
日本の製造業が強みを取り戻す方法の一つに、スマートファクトリーがあると私たちは考えます。今、多くの製造業が求めているのは、工場のデジタルトランスフォーメーション全体を定義し、実現可能な計画へと落とし込み、推進するための支援と考えます。一方で、戦略・プログラムマネジメント、テクノロジー・システム、組織・人事、オペレーションなど広範囲な取り組みを行う必要があり、それゆえに実現への難しさがあるのが実態ではないでしょうか。私たちデロイト トーマツ グループは、スマートファクトリーへの取り組みを通じて、会社全体アジェンダの課題解決を、クライアントの経営層をはじめとした様々な層と一緒に取り組む機会を創出します。
スマートファクトリーへの取り組みにおけるデロイト トーマツ グループの強み
デロイト トーマツ グループは、各グループ法人の高い専門領域である「サービス」、業種/業界に特化した深い知見を持つ「インダストリー」、Deloitteのグローバルネットワークを生かし地域に密着した支援を行う「ネットワーク」の3つの側面から、幅広いサービスを総合的に提供しています。スマートファクトリーへの取り組みにおいても、総合サービス体制でクライアントの課題解決を支援します。
The Smart Factory by Deloitte
デロイト トーマツ グループは、デジタルを活用した新たな工場の姿を示し、製造企業と共に新しい工場作りを支援するイノベーションスペースとして、The Smart Factory by Deloitteを設立しました。The Smart Factory by Deloitteでは、来場者がデロイト トーマツ グループや協力会社、教育機関と共にスマート化に活用できる様々なソリューションを見て、触れて、体験し、そのリアルなイメージを実現に変えるための現場から経営層まで交えたプラクティカルな議論、経験を得ることができます。
The Smart Factory by Deloitteは、自社のDX化の目的と効果を明確化できず、工場スマート化の第一歩が踏み出せない企業から、スマート化に着手しているが取り組みを加速したい企業まで、幅広く実機の体験とディスカッションの場を提供できるイノベーションスペースです。またディスカッションを通じて、現場と経営を繋ぎ、会社全体の取り組みアジェンダを形成していく一助となることを目指しています。
デロイト トーマツ グループがThe Smart Factory by Deloitteで提供する体験
イノベーションスペースであるThe Smart Factory by Deloitteでは、具体的な工場業務の将来像をイメージし、デジタル技術を活用したオペレーションの姿に対する体験を得ることで、自社工場のありたい姿と実現へ向けた取り組み要素を幅広く、多角的に検討することが可能です。
The Smart Factory by Deloitteで取り組む課題解決
The Smart Factoryは、Deloitteグローバルでの各領域・先端プラクティス、社会トレンド、ステークホルダーとのディスカッションを通じて、会社全体アジェンダの課題解決のインパクトを実感し、議論を深め、実現に向けたアジェンダを定めていく場となります。
私たちデロイト トーマツ グループは、日本では東京と京都の2拠点でThe Smart Factory by Deloitteを展開します。スマートファクトリーの成熟度(Level 1~Level 4)に基づき、コンセプトとターゲットが異なる2つのイノベーションスペースを展開することにより、日本製造業の幅広いデジタル化ニーズに応えられる状態になることを目指しています。
Topics
岡部 亮一 / Okabe Ryoichi
デロイト トーマツ コンサルティング ディレクター
医療機器や電機・ハイテク、自動車などにおける戦略策定から、
オペレーション改革・システム導入に従事。
近年ではスマートファクトリーなど製造のデジタル化推進に特化した
支援に注力。