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サービス
AI活用施策立案・ロードマップ策定支援サービス
AI実用化に向けた総合支援
組織のリーダーは、かつてないほど多くのデータを手に入れた今、優位性、差別化、インパクトを生み出すためにAIを活用するための計画を立案し、投資を行っていく必要があります。デロイト トーマツ コンサルティングでは 、ビジネスのいたるところでAIが活用される「実用化」を目指す組織のために、具体的な施策の立案、ロードマップ策定、PoC計画策定を支援します。
目次
- AIはビジネスにどのような意味をもたらすのか
- AIの実用化にむけたファーストステップ:AI活用施策の立案
- AIの実用化にむけたセカンドステップ:AIロードマップの策定
- よりスピードを求めるなら「Lab」
- Generative AI(生成AI)の活用にも
AIはビジネスにどのような意味をもたらすのか
AI(人工知能)は私たちの働き方、コミュニケーションの取り方、意思決定の方法、そして物事の捉え方をも変えました。
それに伴って、組織はAI利活用の機会を見出し、素早く順応してきました。例えば、93%の組織は競争を勝ち抜くために今後5年はAIの利活用が重要であると認識し、85%の組織では次年度のAI関連の投資の増額が見込まれています。*
また、AIとデータのビジョンを明確にできないことが、組織でアナリティクスを「定着」させることができない一般的な理由となっています。
デロイトは、AIをイネーブラーとして信頼性の高いインサイトを生み出し続け、そのインサイトをビジネスに活用することに成功した組織を「インサイトドリブン組織(Insight Driven Organization/IDO)」と定義しています。
AIを活用して、組織をIDOへ変革させていくために、こう自問自答してみてください。
「我々は、急激かつ破壊的な変化を起こすビジネス環境において、AIとデータに関わる柔軟で耐久性のあるビジョンを持てているだろうか」と。
* Insight Driven Organisation (DeloitteUK), The IDO Playbook
https://www2.deloitte.com/uk/en/pages/consulting/solutions/insight-driven-organisations.html
AIの実用化にむけたファーストステップ:AI活用施策の立案
現在、組織はAI利活用の実証実験フェーズから実用化フェーズへ移行しようとしています。多くの組織は実用化に向けたプロセスを開始しており、AIを未知のものとして避けて通ることは、競争力を低下させることにほかなりません。
どこにAIを組み込むことで、どのような新しいビジネスモデルの機会を得て、収益源を拡大することができるのか。
まずはAIとは何なのかを知り、具体的なソリューションをイメージし、適切に評価することが重要です。
デロイト トーマツでは、国内外・業種を問わず、多様な支援実績に裏付けられた方法論を用いて、組織がAIの実用化に向けて何をすべきかを明確にする支援を行います。具体的には、AIに対する理解の醸成と施策の立案・優先度順位決定が第一段階の取り組みです。
AIの実用化にむけたセカンドステップ:AIロードマップの策定
AI活用に向けて、AIの理解を醸成したうえで「何をすべきか」を明確にすることは、ビジネス環境の変化をチャンスに変えるための「ドア」の前に立ったにすぎません。
多くの組織がAIの実用化に向けて動き出している中、実用化に至っている組織が多くありません。それは、AIの活用を組織に浸透させるには、多くの障壁が存在していることを物語っています。
導き出されたソリューションを実行するにあたって障壁がないか、あるとすればそれはどのようなものか、その障壁を乗り越える方法は何かということを明らかにする必要があります。
AIの実用化に向けた障壁を踏まえたAIロードマップを策定し、「ドア」のノブに手をかけるのです。
そして、実施しやすく効果の高いQuick-winを手にするために計画の詳細化やPoC計画を立案し、「ドア」を開いてAIの実用化を実現するための旅路に出ましょう。
デロイトは、AIの実用化に向けた課題解決や羅針盤となるAIロードマップの策定において、強力なパートナーとなります。それは、デロイトが、AIの活用に関するテクノロジースペシャリストに加えて、インダストリースペシャリストがチームを組み、組織固有の特性や事情を熟知した上で支援を行うからです。
よりスピードを求めるなら「Lab」
事業を取り巻く環境は常に変化し、不確実性を増す中、AIを活用して、自身の組織だけでなく、社内外のステークホルダーの期待に応え、パフォーマンスを上げていきたい。いち早く、取り組むべき事項や課題を特定し、取り組みを開始したい。しかしながら、時間は限られている。
そのような思いにこたえるため、デロイト トーマツでは、AIの活用に関する施策の特定からAIロードマップ策定までを1日で完結するLab(ワークショップ)を提供しています。
Lab内で策定された施策案やAIロードマップをはじめとするアウトプットをまとめたレポートを提供し、Lab終了後も継続的にデロイト トーマツのプロフェッショナルがソリューションの実行をサポートします。
なぜ、Labなのか
Labの特長は、「時間と経験の共有」にあります。
AI技術の実装にはテクノロジー要素と業務要素が複雑に絡み合い、両方のケーパビリティを持った人が密に協業しながら進めていく必要がありますが、多くの日本企業では、業務部門とテクノロジー部門が密に連携できているケースは稀です。このことは、先に触れた、AIの実用化に向けた障壁のうち大きなものの一つです。
Labの中で、業務とテクノロジーの人材が同じ空間の中で集中的に議論を交わし、組織のあるべき姿を描いていく、そのような時間が、組織を変革させる気運や一体感を醸成するのです。これにより、1日という短期間にもかかわらず、AIを実用化させるための施策立案やAIロードマップの策定を可能とします。
特別な空間で効果的なセッションを
デロイト トーマツでは、より思索や議論に没頭するための空間としてGreenhouseを用意しています。
Generative AI(生成AI)の活用にも
GenerativeAI(生成AI)の活用については、「Generative AI 狂騒曲」ともいうべき状況にあり、規制派や積極活用派の議論は終わる気配を見せません。
プライバシーや機密保護に関するコンプライアンスやガバナンスについては、国際的な協議が続いており、動向に注視する必要があります。
一方で、テキストや画像の生成のみならず、音声・コード・映像・3Dモデル等の様々なデータやコンテンツを瞬時に生成するGenerative AIをうまく活用することは、組織の業務効率を大きく引き上げ、新たなビジネス・サービスの開発につながる可能性があります。
デロイト トーマツでは、Generative AIの活用にいち早く取り組みたい組織に向けたLabを提供しています。
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デロイト トーマツのAI
AI活用に必要なデータ収集、分析基盤の整備からAIの導入、運用までAIをビジネスの中核に据え、大胆な変革を一気通貫で支援します。ここでは、ビジネスへのAI活用促進の手がかりとして、デロイト トーマツのAIのユースケースを紹介しています。