ニュースリリース

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団が第3回助成先公募開始-前回は助成先12団体を核に91団体の協働を実現

異なるセクターが共通のゴールを掲げ社会課題の解決を目指す「コレクティブ・インパクト」を推進

2023年6月22日

デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:吉川玄徳、以下DTWB)は助成事業の一環で、6月22日(木)より第3回の助成先の公募を開始します。

DTWBは2021年6月の事業開始以来、「Well-being(ウェルビーイング)社会」の構築を目指し、類似する社会課題領域の解決に取り組む多様な団体が協働する「コレクティブ・インパクト」の創出を促進しています。これまでに、複数のNGO・NPO等からなる共同体を対象とする2回の助成事業と、そこから派生する事業やイベントを実施してきました。

前回(第2回)の公募では12団体(共同体の代表団体)に対して助成を行い、展開された活動には、その共同先や伴走先の団体も含めると、計91団体が参加しました。このたび、更なる社会課題の解決を見据えて、第3回目となる助成先公募の実施を決定しました。

 

「コレクティブ・インパクト」これまでの実績

「コレクティブ・インパクト」は異なるセクターにおける様々な主体(NPOs/NGOs、企業、財団、行政 等)が、共通のゴールを掲げ、互いの強みを出し合いながら社会課題の解決を目指すアプローチです。

DTWBはこれまでの助成事業において、単独の団体による取組みではなく、複数の団体(共同体)が協働する「コレクティブ・インパクト」が期待できる取組みを支援しています。また、共同体に不足している知見やノウハウを補う人材(伴走者)を必須とする「伴走型助成」を行っており、伴走者がいない共同体に対して、DTWBがデロイト トーマツ グループ内から人材を募集し、助成先の共同体とのマッチングを実施しています。このような体制の基に実施した第2回の助成事業では、助成事業採択共同体の代表団体が12団体、12団体と共に共同体を構成する団体が58団体、更に伴走支援団体(伴走者とともに支援する団体)が21団体となり、計91団体による「コレクティブ・インパクト」の輪が広がりました。
 

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第3回の助成先公募開始を決定

これまでの実績を踏まえた更なる活動の広がりを見据えて、第3回「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業の助成先公募開始を決定しました。昨年度の第2回に引き続き、「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」と、「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」の2枠で公募します。「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」は、デロイト トーマツ グループが推進するWorldClassの取組みと連動するものです。また、いずれの助成枠も、デロイト トーマツ グループがAspirational Goalに掲げた「人とひとの相互の共感と信頼に基づくウェルビーイング社会の構築への貢献」を意図した取組みとなります。本助成においても引き続き、事業の推進・調整・けん引といった役割を果たす「伴走者」の設定を必須としています。「伴走者」は事業を実施するにあたって不足している知見やノウハウを提供し、中長期的に共同体の活動を支援しつつ、より社会的インパクトの大きな課題解決へと導くことが期待されています。申請時に「伴走者」が決定していない共同体には、デロイト トーマツ グループ内から伴走者を募集しマッチングを支援します。

 

■公募概要

助成枠

「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」

「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」

対象

個人のWell-beingの向上に繋がる、以下いずれかを中心とした社会課題解決であること。

・教育(Education)

・スキル開発(Skills)

・就業機会創出(Opportunity)

 

Planetary Well-beingの向上に繋がる、以下いずれかを中心とした社会課題解決であること。

 ・サーキュラーエコノミー

 ・カーボンニュートラル

 ・紛争による環境破壊への対応

 ・災害による環境破壊への対応

助成金

2500万円~3500万円

500万円~1500万円

助成先

1~9団体

1~3団体

公募期間

2023年6月22日(木)15時~8月10日(木)15時迄

 

  • 助成先団体決定:2023年12月中旬(予定)
    デロイト トーマツ グループのWebサイトおよび事務局からの連絡により発表します。
  • 助成期間:2023年12月~2024年11月(1期)
    ただし、連続で最大3期の助成の可能性があります。

 

■公募説明会

説明会にご参加をご希望の方は、以下のフォームから必要情報をご記入ください。

申込みフォーム

〇Societal Well-being助成枠の説明会
第1回: 2023年 7月 6日(木)18:30~19:30
第2回: 2023年 7月24日(月)18:30~19:30
〇Planetary Well-being助成枠の説明会
第1回: 2023年 7月10日(月)18:30~19:30
第2回: 2023年 7月25日(火)18:30~19:30

 

■申請方法、必要書類等、詳細

以下リンク先を確認ください。
URL: www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtwb/public-offering-for-collective-impact.html
 

■本助成事業に関するお問い合わせ

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 事務局
Tel: 03-6213-1251(平日9:30-17:30)Email: dtwb_wb@tohmatsu.co.jp

参考:第2回および第1回の助成事業採択共同体の代表団体

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団、第2回助成先決定のお知らせ
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団、第1回助成先および伴走者決定のお知らせ

 

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団について

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団は、社会課題解決を通じて公益の増進をけん引することで、より一層の社会価値の創出に貢献することを目的に、2021年6月より活動を開始しました。人のウェルビーイングの向上に繋がる教育・スキル開発・就業機会創出に加え、その基盤にある地域課題解決支援、災害復興支援、途上国支援、スポーツ交流支援、人権問題解決支援、Diversity, Equity & Inclusion推進支援、環境問題解決支援、及びその他の公益の増進を図る事業に対する寄付、助成事業、社会課題解決事業を行っていきます。

 

デロイト トーマツ グループが目指す「Well-being社会」について

「Well-being社会」は、一人ひとりを起点とする個人のレベル(Personal/パーソナル)、私たちが属する地域コミュニティの集合体である社会のレベル(Societal/ソシエタル)、そして、それらすべての基盤である地球環境のレベル(Planetary/プラネタリ―)の3つのレベルで構成されると捉えています。また、これら3つのWell-beingは同時に高めていくことが求められており、人とひととの相互の信頼と共感が起点となり、構築できるものと考えています。

人とひとの相互の共感と信頼に基づく「Well-being社会」の構築に貢献する

お詫びと訂正

2023年6月22日
本ニュースリリースの公募概要にある助成金額に誤りがありましたので、以下の通り訂正いたしました

(正)
Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠:2500万円~3500万円
Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠:500万円~1500万円

(誤)
Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠:3000万円
Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠:1000万円

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 菊池、岡根谷
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市に約1万7千名の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務、法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約415,000名の人材の活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。