最新動向/市場予測

デロイトエコノミストネットワーク2024年1月グローバル経済見通し

【訳注】本レポートの経済見通しは、デロイト グローバル メンバーファーム所属の各執筆担当エコノミストによる、2024年1月時点の見解です。

1年前、世界のデロイトのエコノミスト執筆による初のデロイト グローバル経済見通しを発刊した際、私たちは2023年のインフレ、景気後退、サプライチェーン、労働市場の見通しに係る私たちの考え方を提供しました。2023年の実績を振り返ると、多くの先進国でインフレ率は低減、景気後退はほぼ回避され、サプライチェーン寸断は大幅に改善、労働市場は歴史的な引き締まりを見せました。

2024年初時点で各中央銀行は、インフレが概ね抑制されたとの確信のもと金融政策を緩和せんとしている模様です。グローバル経済は減速したものの経済見通しは当初予想よりもむしろ堅調です。しかしながら、過去1年には新たな問題も発生しました。ロシア・ウクライナ問題は継続、中東では新たな戦争と危機が始まり、世界の2つの大国間の緊張は高まったままで、貿易や国境をまたぐ投資のパターンは変容しつつあります。

本レポートでは、デロイト グローバルの21のメンバーファームが、それぞれの国の経済見通しを提供しています。この見通しが皆さまにとって興味深く有益なものとなれば幸いです。読者の皆様からのフィードバックをいただけますと嬉しく思います。また、我々デロイトのエコノミストは今後も皆さまのために更に深い考察をご提供してまいります。

Global economic outlook 2024

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