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組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!

要員・人件費を最適化し、人的生産性を最大化せよ (4)

青山孝太・A社の経営企画部課長。今回の主役である。A社は創業以来、地場に根付いた営業力を武器に成長を遂げてきた中堅卸売業者である。しかし、ご多分に漏れず、この不景気のあおりを受け、ここ数年の売上高・利益率ともに横ばいをキープするのが精いっぱいという状況であった。

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組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!(前編)

「どうすれば組織の無駄を効率よく洗い出せるのか」

ここ2日間、青山はずっと頭を悩ませていた。卸売業界全体がそうであるとおり、A社はこれまでも血のにじむようなコスト削減策を講じてきた。

もちろん、経営企画部の課長として会社全体を見ている中で、今の組織に一切の“無駄”がないかと言われると言葉に詰まるところはある。しかし、それらを洗い出せと言われるとやり方が思いつかなかった。

〔PDF, 432KB〕

組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!(後編)

「今の売上高のまま、営業利益率2%を達成すると仮定した場合、40億円のコスト削減が必要になります。コスト全体に占める人件費の割合が約6.5%ですから、その比率で案分すると、人件費で約2.6億円削減できればよい計算です」

「ただ、知ってのとおり、わが社の売上原価や販管費はすでに厳しくコントロールされている。もっと人件費サイドで削減しないとダメだ。いったん、40億の半分、20億円を人件費サイドの削減目標にしてはどうだ。これが現実感のある目標かどうかは正直わからないが・・・」

〔PDF, 727KB〕

コラム情報

著者: デロイト トーマツ コンサルティング
2013.01.25 組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!(前編)
2013.02.08 組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!(後編)
マネジャー 高柳 圭介

※上記の役職・内容等は、執筆時点のものとなります。

本コラムは『労政時報』株式会社労務行政にて掲載された記事を転載したものです。

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