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最新動向/市場予測
2つの緩和:中国ゼロコロナ政策と日本の金融政策/賃上げに必要なもの:「生産性の上昇」ではない視点の重要性
リスクインテリジェンス メールマガジン Vol.90(2023年1月)
リスクの概観と金融規制の動向に係る概観について、留意すべき特徴点を炙り出すと同時に、有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信いたします。
リスクの概観(トレンド&トピックス)
2つの緩和:中国ゼロコロナ政策と日本の金融政策
有限責任監査法人トーマツ
リスク管理戦略センター
マネージングディレクター
勝藤 史郎
2023年初から、当方のグローバル経済見通しに相応の変動が生じている。昨年末の、中国政府のゼロコロナ政策緩和および日本銀行のイールドカーブ・コントロール修正がその背景である。
マクロ経済の動向(トレンド&トピックス)
賃上げに必要なもの:「生産性の上昇」ではない視点の重要性
有限責任監査法人トーマツ
リスク管理戦略センター
マネジャー
市川 雄介
当面の日本経済にとって最大の注目点は、今年の春闘で賃上げ率が上向くかどうかだろう。相対的にコロナ禍からの回復が遅れたこともあって、日本経済は内需を中心とした回復が続くと見込まれるが、賃金が上昇しなければ高インフレによって実質所得が悪化し、景気は腰折れする可能性が高い。また、日本銀行の金融政策の先行きを占う上でも、賃上げの勢いが強まるかどうかは決定的に重要である。
講演情報
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リスクインテリジェンス メールマガジン
グローバルな視点からみた、企業経営上の様々なリスクをチェックするリスクインテリジェンス メールマガジン(グローバル・リスク・ウォッチ)では、毎月、過去一ヶ月間に起きた事象を振り返りながら、事業リスクという視点から、多くの金融機関や事業法人が留意すべき特徴点を炙り出します。同時に、様々なリスク管理や金融規制上のトピックに関し、デロイト トーマツ グループの一員である有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信していきます。
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