一段と流動化する国際秩序:最近のBRICSを巡る動き/グローバル化の変質:貿易戦争2.0の先を見据えて 他 ブックマークが追加されました
最新動向/市場予測
一段と流動化する国際秩序:最近のBRICSを巡る動き/グローバル化の変質:貿易戦争2.0の先を見据えて 他
リスクインテリジェンス メールマガジン Vol.112(2024年11月)
リスクの概観と金融規制の動向に係る概観について、留意すべき特徴点を炙り出すと同時に、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 リスク管理戦略センターが考える意見も発信いたします。
目次
- 一段と流動化する国際秩序:最近のBRICSを巡る動き
- グローバル化の変質:貿易戦争2.0の先を見据えて
- Brexit後の英国の金融規制改革の動向
- リスクインテリジェンスメールマガジン
- リスク管理戦略センターへのお問い合わせ
リスクの概観(トレンド&トピックス)
一段と流動化する国際秩序:最近のBRICSを巡る動き
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
リスク管理戦略センター
マネージングディレクター
廣島 鉄也
トランプ氏が米国の大統領に返り咲くこととなった。第2期トランプ政権の政策は、米国のみならず、世界の政治経済に大きな影響を及ぼし得るものであり、各国の政府や企業は高い関心を寄せている。
トランプ氏が唱えている財政面からの景気刺激や規制緩和による米国企業のサポートは、米国経済に押し上げ方向の力を加える。このこと自体は世界経済にプラスとなる。しかしながら、米国経済が依然、個人消費を中心に強めに推移していることを踏まえると、一段の景気押し上げが物価に与える影響には注意する必要がある。
マクロ経済の動向(トレンド&トピックス)
グローバル化の変質:貿易戦争2.0の先を見据えて
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
リスク管理戦略センター
シニアマネジャー
市川 雄介
米国大統領選挙でトランプ氏が圧勝したことを受けて、各国政府や企業は情報収集の強化を迫られている。ウクライナ戦争や中東問題でどのような対応をとるか、同盟国に対する基本的な外交スタンスがどうなるかなど、特に外交面を中心とする不透明感が強いが、日本をはじめとする各国企業に直接的な影響を及ぼすという観点では、通商・関税政策が喫緊の注目点となろう。
金融規制の動向(トレンド&トピックス)
Brexit後の英国の金融規制改革の動向
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
ファイナンシャルサービシーズ
楠田 祥也
EU離脱を受けた英国の金融規制改革が進んでいる。2020年1月にEUを離脱した英国では、移行期間終了時に、EUの金融規制が英国の規制としてそのまま引き継がれた。その後、政府は維持されたEU規制を撤廃・改正し、金融規制当局が制定する規則への置き換えを進めてきた。このようにEU由来の規制を見直し、英国に即した金融規制制度を構築することで、英国は金融セクターの競争力強化を図ろうとしている。本稿では、EU離脱の機会を捉えた英国の金融規制改革の動向を概観した上で、その特徴や課題、金融機関に求められる対応等を考察する。
リスクインテリジェンス メールマガジン
グローバルな視点からみた、企業経営上の様々なリスクをチェックするリスクインテリジェンス メールマガジン(グローバル・リスク・ウォッチ)では、毎月、過去一ヶ月間に起きた事象を振り返りながら、事業リスクという視点から、多くの金融機関や事業法人が留意すべき特徴点を炙り出します。同時に、様々なリスク管理や金融規制上のトピックに関し、デロイト トーマツ グループの一員であるデロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 リスク管理戦略センターが考える意見も発信していきます。
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