マネジメント

Digital Transformation の実現には
構想策定とPoCによる効果確認
が重要です

Digital Transformationを成功へと導くために実証検証(PoC)は避けて通れない

企業におけるデジタル技術の活用(Digital Transformation)への取り組みは、業界・業種を問わず、試行錯誤が続いています。しかしながら、構想策定⇒実証検証(PoC)⇒本格導入とスムーズに進んでいくケースは少ないです。その中でもDeloitteの支援経験から「実証検証(PoC)」は特に重要なフェーズであると考えます。その理由は、Digital Transformationは企業にとって未知の取り組みであり、その実現性・効果性が全く保証されないケースが多いためです。そのため、構想したアイデアを形にするための検証フェーズが必ず必要になると考えます。

Digital Transformationのアプローチにおける実証検証(PoC)の位置づけ

Digital Transformationのアプローチにおける実証検証(PoC)の位置づけ
デロイト トーマツ コンサルティングでは既に様々な業種の企業とPoCを行っており成果を上げている

ある消費財メーカーにおいて、自社で保有する各種データをAIを使用した需要予測の元情報として追加することで、精度向上が可能となるかどうかの試験的取り組みをPoCとして実施しました。トライアンドエラーを繰り返しながら、追加するデータを変更することにより、需要予測の精度は、従来のものと比較して約1.4倍となり飛躍的な改善が見られました。

需要予測のPoC事例

需要予測のPoC事例
エンジニアリング x コンサルティングの融合により幅広いテーマのPoCに取り組むことが可能

デロイト トーマツ コンサルティングでは実証検証(PoC)ができるチームを有しており、チーム内に構想策定を行えるコンサルタントに加えて、最適な技術の選定やプロトタイプ構築を行えるエンジニアが所属しています。このコンサルタントとエンジニアの双方がAI、AR/MR/VR、Cloudといった先進技術に対する知見を持っており、企業が抱える課題に沿った形で幅広いテーマのPoCに対応することが可能です。

PoCサービス例

PoCサービス例

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藤岡 稔大/Toshihiro Fujioka

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

外資系ERPベンダーから、大手コンサルティング会社を経て現職。一貫してSCM、生産管理領域の業務/組織/システム設計に従事。グローバル需給調整プロセス、S&OPの構築プロジェクトの経験が豊富であり、グローバルかつ大規模プロジェクトのマネジメントに強みを持つ。