デジタルガバナンスの事例紹介
製造業系②
クライアント
大手自動車会社
サービス
管理業務へのRPA(Robotic Process Automation)導入に向けた実証実験(PoC)実施
背景
昨今、 法制度も整備されつつありますが、国を挙げての取り組みとして“働き方改革”が推進されています。その具体的なソリューションの一手として、業種を問わず多くの企業で、ホワイトカラー業務のデジタル化(RPA・AI・BI(Business Intelligence)等のツール導入)が推進されています。当クライアントにおいても、システム部門を中心に管理部門業務のデジタル化が検討されており、その第一歩の取り組みとしてRPAの導入が予定されていました。
支援内容
RPAの導入可否を判断するにあたり、試行導入を行って効果を測定し、経営層へ報告するための情報収集・整理
アプローチ
- 業務情報の収集:各管理部門から業務情報を収集し、RPAを導入可能な業務を洗い出しました
- RPA製品の選択:複数あるRPA製品から、顧客のシステム環境に適した製品を割り出し、顧客の意思決定のために情報を整理しました
- 試作の開発:いくつかの業務においてロボの試作を開発しました
- RPA導入の効果測定:RPAを導入した場合、短縮される労働時間や削減コストを見積り、投資対効果を測定しました
- 本格導入に向けた計画策定:開発、RPAの管理態勢構築、システム部門およびユーザー部門の教育等、本格的なRPAの導入に必要な事項を洗い出し、ロードマップを策定しました