語学力と海外での経験を活かし、グローバルな舞台を結ぶ架け橋になる

新卒入社者トークセッション(海外採用経由入社者)
インターナショナルなバックグラウンドを持つ同期入社の2人の若手社員が、DTCYを選んだ理由と現在の活躍について語ります!
Y.A、Y.S
デロイト トーマツ サイバー合同会社

※役職・内容はインタビュー当時のものになります

ボーダーを超えて、自分の力を試したかった

海外留学の経験と、どのように就職活動を進めたのかを教えてください。

Y.A:私は小学校から日本のインターナショナルスクールに通っていました。周囲の環境もあり、自然と国籍にとらわれずにキャリアを考えるようになったように思います。大学では国際関係論と経営を学び、その後は大学院に進みました。就職活動を本格的にスタートしたのはアメリカ留学から帰国してからですが、グローバルに活躍できるフィールドを探したいという軸はすでに固まっていましたね。

Y.S:私は韓国出身です。高校卒業後にミラノ留学を経て一時期韓国で働きましたが、再度日本の大学に入学しました。元々日本の文化に興味があり、日本で生活してみたいと常々思っていたのです。実際に日本に身を置くことで、風土が自分にマッチしていると感じましたね。自国の文化にも近く、暮らしやすいこの日本からグローバルにキャリアを築いていこう、と決心しました。

Y.A:就職活動のスタートという意味では、私の場合はアメリカ留学中のボストンキャリアフォーラム(毎年10月~11月頃にボストンで開催される就職イベント)がきっかけです。ただ、日本企業への入社を検討していたので本腰を入れたのは日本に戻ってからでした。志望業界はコンサルティング、金融、不動産に絞りましたが、なかなか内定も取れず、苦しんだのを今でも覚えています。

Y.S:私は、最初は自分の興味が持てるITやコンサルティングファームを多数ピックアップしました。海外への進出が実現できるようなグローバルなネットワークがある企業に絞っていましたね。そして実は私もボストンキャリアフォーラムに参加し、IT企業やコンサルティングファームを数十社回りました。

Y.A:同じ日に参加していたら、会場でニアミスしていたかもしれないですね(笑)。私はなかなか良い結果が出ず、意気消沈する日々が続いていました。ですが、ある時に吹っ切れて「自分の思いを偽らず正直に言おう」「自分にしか言えないことを言おう」と思考をスイッチしたのです。そうすると驚くことに、とある企業から内定を頂けました。この結果から、自分自身のもともとの志向として、型にはまるような働き方はしたくなかったのだと再認識しました。自分の個性を活かせる環境を探す、そんな本当の就職活動のターニングポイントだったのだと思います。

最大の魅力は「人」。一緒に働きたいと確信した

数あるコンサルティングファームの中から、なぜDTCYを選んだのでしょうか。

Y.A:そもそもコンサルタントを志望していたのは、幅広いビジネススキルを身に付けたかったからです。とはいえ、正直なところ、コンサルティングファームの事業内容は、各社を見渡してもそれほど大きな差はないと感じていました。だからこそ、リスペクトできるような人が多く働く会社を選ぶべきだと思ったのです。
正直、DTCYの強みであるサイバーセキュリティについても深く理解はしていませんでしたが、面接で私の話をしっかり聞いてくれたのはとても重要なポイントでした。コンサルタントというと、ドライなイメージがあったのですが、DTCYは全く異なりました。面接担当者の方の人柄がとても魅力的で、面接中には何度も笑いが起きるほど(笑)。面接されている、という窮屈さは全くありませんでした。選考が進むにつれ、「この会社に入りたい」という気持ちがどんどん強くなりました。だから、私の一番の決め手は「人」ですね。

Y.S:すごくわかります。実は私は当初、DTCYではなく、デロイト トーマツ グループのITガバナンス系職種を志望していました。しかし話を聞けば、DTCYはITのバックグラウンドがなくてもサイバーセキュリティのプロフェッショナルに成長できる環境があるのだとわかったのです。そこで、自分なりに仕事内容を調べ、未熟なりにも勉強したことをぶつけようと考えて面接に臨みました。DTCYの面接担当者の方は、私のレベルに合わせつつしっかり受け止めてくれました。
対話が進む中で、自分のことをわかってもらえた実感が強く湧きましたね。20分も経たないうちに「この人と一緒に働きたい」と思っていました(笑)。入社後、案件ごとにさまざまなメンバーと協働していますが、DTCYは本当に魅力的な人ばかりだと実感しています。

Y.A:もう一つ、DTCYにした理由があります。私はコンサルタントになるにあたって、専門性を磨きたいとも考えていました。複数のコンサルティングファームから内定を得ましたが、DTCYならサイバーセキュリティという専門性が確実に身に付く、と。他にない専門性を携えて、キャリアをスタートできることは魅力的でしたね。

Y.S:私もコンサルティングという職種より、サイバーサキュリティの専門性に惹かれたところが大きいです。中学生時代にはホワイトハッカーに憧れた時期もあったので、サイバー攻撃に対応できるようなテクノロジー領域でのスキルを磨きたいと考えました。実際、入社3年目の現在はレッドチーム(検証・改善を目的とし、敵対者の視点で企業・組織への攻撃計画を立案・実行する組織)に所属し、オフェンシブセキュリティの領域のさまざまな案件を経験できているので、イメージ通りのキャリアが描けています。

海外拠点との協働で強みを活かす

入社後の業務内容と、海外経験がどのように活きているかを教えてください。

Y.S:プライバシー系のリスクコンサルティングからキャリアをスタートし、現在、レッドチームに所属して1年が経ちます。複数のクライアントを担当していますが、モバイルアプリとWebアプリの脆弱性(OSやソフトウェアにおけるセキュリティ上の欠陥)診断がメインの業務ですね。直近では政府機関のガイドラインの策定なども経験し、技術にかかわるガイドラインの中身を作る業務を担当しましたが、社会的影響力の高いプロジェクトを経験したことで、多くの人の役に立つやりがいを実感できました。

Y.A:私は入社直後に部門をまたいだプロジェクトを経験した後、お客様のサイバーセキュリティ戦略の策定に携わってきました。現在はストラテジーのチームに所属し、インシデント対応訓練の支援などに関わっています。ちなみに今の上司は、面接の際に一緒に働きたいと思った方です。「人」が大きなポイントだった私にとってはとても満足できる働き方が実現できていますね。

Y.S:それは素晴らしいですね。海外というキーワードで話をすると、まずはドキュメントですね。サイバーセキュリティの資料は英語でしか提供されないものが多く、リーディングやライティングのスキルが求められます。また、レッドチームのメンバーは多国籍なので、会議は英語で行いますし、海外拠点のメンバーとコミュニケーションし、最新の情報などを得る機会も多く、語学力が活かせているなと感じます。

Y.A:DTCYのお客様は大手企業が多いのも一つの要因ですね。海外拠点を有するお客様のケースであれば、現地の方にヒアリングする際には英語でコミュニケーションをとるため、語学力を活かして自ら折衝できるので情報を獲得しやすいです。また、デロイトの海外拠点と協力し合う機会も多くありますし、特に、サイバーセキュリティの領域では、海外における規制の状況などを参考にするケースも多いので、迅速に情報収集できます。英語力や海外の文化に触れた経験を業務に活かせることが自身の強みのひとつだと思っています。
また、海外を拠点としたプロジェクトで活躍するチャンスもあります。私自身、海外での半年間の短期派遣プログラムを経験する予定です。Y.Aさんも同じく、海外のプロジェクトに参加すると聞きました。

Y.A:はい。私も同じく希望が通り、海外への赴任が決定しました。新しい経験ができることがとても楽しみです。海外DTCYには語学力がなくても活躍している方も多くいますが、グローバルな案件に挑戦したい方であれば、語学力は活躍の一つのアドバンテージになると思います。

Y.S:そうですね。私は今後、日本と海外をつなげるブリッジの役割を果たしたいと思っています。そして、サイバーセキュリティのハードスキルを持つスペシャリストと、コンサルティングスキルを持つ方々をつなげてシナジーを生み出していければな、と。DTCYには膨大なネットワークがあり、できることがたくさんあります。一流の先輩たちから多くを学びながら、自分らしいキャリアを築くことが目標ですね。

Y.A:私は先輩方のように、個別のインダストリーに深い知見を持つパートナーを目指したいです。コンサルタントとして、お客様の課題に向き合い、しっかりとアプローチできるようにスキルを磨いていきたいですね。コンサルタントは、常に思考力とタフネスを試される大変な仕事でありますが、大きな裁量のもと、チャレンジを重ねていく楽しさを味わっています。DTCYの場合は、さらに「専門性」がプラスされます。私も、お客様の期待以上のソリューションを生み出し続けている先輩たちにまずは追いつき、いずれは超えていくことが目標です。

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