ブランディングを通じて、社会課題の解決に携わりたい

Q. ブランディングアドバイザリー（以下：BA）の仕事内容について教えてください。

A. BAでは、企業ブランディング、組織文化創造、地域ブランディング、新規ビジネス開発、採用ブランディング、ブランド空間設計、ブランド調査など、戦略を主軸としながら施策実行までのブランディング業務を実施しています。また、クライアント向けのプロジェクト以外に、多組織・多業種での連携・横断による社会課題解決をテーマとして、事業パートナーと共に、デロイト トーマツ自身が事業開発・社会実装を推進しています。DTFAが保有する経営・財務などの専門性を強みとしつつ、目に見えない「ブランド」という資産をより強固なものにできることが、DTFAでブランディング業務に携われることの意義だと思います。

Q. DTFAを選んだ理由を教えてください。

A. 多種多様なプロジェクトを通じて、社会の課題に向き合うことができるからです。私は前々職の政府観光局在籍時にイタリアに駐在していたのですが、そこで地方都市やファミリー企業が生き生きとしている姿に感銘を受け、任期満了後、帰郷し家業を数年経験しました。久しぶりに再び住んだ地元では、多角的に地方の課題を考えさせられ、今後は広く社会の課題解決に携われる仕事に就きたいと考えるようになりました。DTFAには「日本のビジネスを強く、世界へ」というスローガンがあり、総合力でビジネスを支えているのはもちろんのこと、日本社会を強くするために、自ら社会実装事業を行っていることも魅力だと思います。

Q.この業界を目指す学生の方へメッセージをお願いします。

A. 気になっているテーマや、関心のある分野に対する好奇心や探求心をぜひ大切にしていただきたいです。プロジェクトに関わるうえで、クライアントの置かれた状況を理解し、共にゴールを描き、業務を遂行するには、高いコミットメントが重要だと感じています。その際、好奇心や探求心は大きな力になると実感しています。