世界情勢の動向を踏まえ、変化していく政策アジェンダに対応していく

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
【M&Aビジネス】インフラ・公共セクターアドバイザリー マネジャー
コンサルティングファーム出身
グローバル連携/多様な専門家との協働/チャレンジできる環境

※役職・内容はインタビュー当時のものになります

Q. インフラ・公共セクターアドバイザリー(以下:I&CP)の仕事内容について教えてください。

A. I&CPは、官公庁や自治体、デベロッパーやインフラ事業者などの民間企業、国際ドナー機関などの幅広いアクターに対して、インフラ分野に関する複合的なアドバイザリーサービスを提供しています。主要なテーマとして4領域あり、①インフラ投資・M&A、②インフラ調達・ファイナンス、③キャピタルプロジェクトという三つの軸と、国際ドナー資金に基づく④国際開発があります。


Q. DTFAを選んだ理由を教えてください。

A. 前職では、民間企業に対する経営コンサルティングに従事しており、その仕事もやりがいはありましたが、学生の頃に国際協力に関心を持ち開発学を学んでいたことから、あらためて国際協力や、広く社会課題に取り組みたいとの思いを強くし、DTFAに転職しました。現在、海外展開や国際協力を専門とするチームに所属していますが、国際色豊かなチームメンバーと、モチベーション高く働くことができ、やりがいを感じています。

Q. どんな時に自身の成長を感じられていますか?

A. 私は国際開発アドバイザリー(前述の④)のなかで、特に都市開発・都市政策に携わることが多いですが、同分野は交通、住宅、エネルギー、環境など、テーマは多岐に渡ります。そうしたなかでも、さまざまなテーマのプロジェクトに挑戦することで、海外動向を踏まえた日本の政策のあり方を検討し、道筋を見いだすことに日々取り組んでいます。公共セクターは学び続けていく姿勢が必要となる領域だと感じていますが、今後も興味や追及心を持ち続けて、取り組んでいきたいです。


Q. 今後の目標を教えてください。

A. 国際開発アドバイザリーでは、さまざまな経歴や海外経験を持つメンバーが、デロイトのグローバルネットワークも活かし、日本の国際協力・海外展開の支援を通じて、より良い社会を目指し日々取り組んでいます。取り組むテーマは、従来の海外インフラ・PPP支援や民間企業海外進出支援に加え、昨今ではウクライナ復興支援や外国人材の受入れ支援など、新しいテーマにも取り組んでいます。世界情勢の動向を踏まえ変化していく政策アジェンダに対応していく必要がある点は難しさもありますが、チームメンバーで一丸となり、同分野でプレゼンスを発揮していきたいと思います。

Q.この業界を目指す学生の方へメッセージをお願いします。

A. I&CPは、日本の課題だけでなく、途上国・先進国含め、世界を視野に、より良い社会の構築に向けて日々取り組んでいます。持続可能性、気候変動、貧困・格差、紛争など、課題は絶えることがない世界において、私たちの仕事は非常にチャレンジングですが、その分やりがいを感じることも多いです。私自身、学生時代の関心に立ち返り、国際開発アドバイザリーにたどり着き、現在に至りますので、学生時代の興味・関心を大事にして、突き進んでください。

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