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広い視野と人間性を身につけられる仕事

有限責任監査法人トーマツリスクアドバイザリー事業本部
IT／アシュアランス　シニアコンサルタント　〈2014年4月入社〉
損害保険会社出身
異業種からの転職／人材育成

Q.アシュアランスの仕事内容について教えてください。

A. 主に財務諸表を作成するシステム及び内部統制を調査評価し、システム面から会計監査をサポートする仕事です。自動計算などがルールに則ったものか、システムが正しく構築、運用される仕組みとなっているかなどを評価します。
システムはサイバーセキュリティやクラウドなどのシステムへの脅威の高まりや最新技術の導入によって日々進化しているため、監査とシステム両方の知識が必要になります。
さらに海外に上場しているお客様の場合は、現地の基準で監査する必要があるので、海外のデロイトメンバーと情報共有しながらフィードバックしてもらうなど、海外との連携も少なくありません。

Q.この職種を選んだ理由を教えてください。

A. 以前は国内の損害保険会社の情報システム部に勤めていたのですが、そこで「監査」という言葉を耳にする機会が多く、興味を持ったのが最初のきっかけです。
その後、社内システムを担当するうちに、他の会社のシステムを知りたいと思ったことや、広い世界でいろいろな人と触れ合うことで、自分の人間性を高められる仕事をしたいと思うようになり、この仕事を選びました。トーマツはデロイトトーマツグループならではのグローバルな視点に長けている印象があったので、広い世界でたくさんの人とコミュニケーションをとり、視野を広げたいと願っていた私にとって非常に魅力的でした。

Q.入社前に不安に感じることはありましたか？

A. 私自身、監査する側の経験はなかったので、業務についていけるかがとても不安でした。
ただ、社内の研修が充実していて、集合研修やe-learningによる自己学習など、意欲さえあれば知識を身につけられる環境は整っています。
それに転職者も多いので、入社年次は関係なくサポートしあう雰囲気ができあがっているように感じます。
監査法人という言葉から、どうしても「固い」イメージを持っていましたが、そうした人の温かさは、良い意味で意外でした。
そしてなによりトーマツには様々なバックグラウンドと豊富な経験を持っている人が大勢いるので、そうした人たちと一緒に仕事をできることが刺激的ですね。

Q.仕事において難しいのはどのような点ですか？

A. 監査法人という立場上、指摘しなければいけない機会があり、クライアントへの伝え方が難しいと悩むときがあります。
信頼できる人が言わなければ、クライアントも受け入れがたいものがあると思います。
信頼されるためには、知識・スキル・経験があるのが前提。
そして言っていることと、やっていることが矛盾しないように首尾一貫していないといけません。
私の入社の動機が自分の人間性を高めたい、コミュニケーション力を高めたいというものでしたが、今後もシステムや監査など、幅広い知識を吸収して、信頼される人間になるということが、この仕事には必要不可欠だと思います。

※役職・内容はインタビュー当時のものになります。

Q.今後の目標を教えてください。

A. お客様から「トーマツさんなら知っていると思いますが…」「さすがトーマツさんだね」と言われることが多く、大きな看板を背負っていることを自覚する場面が少なくありません。
お客様から求められる水準が高いなかでも、「この人に相談したい」「この人の言っていることなら間違いない」と言ってもらえるような人になることが目標ですね。

※役職・内容はインタビュー当時のものになります。