新しい技術とビジネスの接点を作ることがミッション

デロイトトーマツリスクアドバイザリー合同会社
RA新規事業推進　シニアマネジャー　〈2013年5月入社〉
広告代理店出身
新規事業推進／女性活躍／女性の働きやすさ

Q.RA新規事業推進チームの仕事内容について教えてください。

A. 私はRA新規事業推進チームで、主に技術とビジネスの接点を作るという新しいオファリングサービスの開発に取り組んでいます。
また新規事業の開発と並行して、アナリティクス戦略やテクノロジー活用に関わるアドバイザリー業務、ブランディングやマーケティングに関する海外デロイトが提供するソリューションの日本導入なども行っています。
チームのミッションは、AI、IoT、ビッグデータ、Fintech、ブロックチェーンといった新しい技術を活用して、企業や社会のリスクを低減するソリューションを構築すること。業務が幅広いため、お客様も金融機関や保険会社、消費財メーカー、IT、旅行業界など非常に多岐にわたり、さまざまな課題に対して、サービスを提供するのが特徴です。

Q.トーマツを選んだ理由を教えてください。

A. 新卒で広告代理店に入社し、その後、外資系化粧品会社に勤めていました。広告代理店では戦略プランニング部門のディレクターとして、ブランド戦略、新規事業戦略など、現在の業務のベースになるような仕事を、化粧品会社では、CRM統括として、顧客育成戦略や顧客データを活用したマーケティング計画立案に携わってきました。
トーマツに入社したのは、当時MBAのクラスメイトだったトーマツ勤務の友人に紹介いただいたのがきっかけです。カスタマーアナリティクスという、マーケティング領域のアナリティクスサービス立ち上げというチャレンジングな仕事に魅力を感じたことが1つ。
もうひとつがトーマツで働く人の専門性の高さや多様性、そして新しい取り組みに対して積極的な企業風土にも惹かれ、入社を決めました。

Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか？

A. 現在の業務は、正解が1つではないところが魅力でもあります。
課題解決に向けて、いくつもの選択肢を見つけ、お客様とチームが一丸となって最善の方法に取り組むことがこの仕事の醍醐味です。そしてその結果、お客様が新しい一歩を踏み出し、会社や事業を推進するお手伝いをできるのが、一番のやりがいであり、幸せを感じられる時ですね。

一方で難しいのは、私たちのサービスが企業の中長期的なビジネスに直結したり、社会にインパクトを与えることもある点です。
もちろんそれはやりがいでもあるのですが、当然責任も大きくなりますから、常に緊張感を持っています。

Q.トーマツでの女性の働き方について教えてください。

A. 企業によっては産休や育休を取りづらい雰囲気があると聞きますが、トーマツには（少なくとも私が所属する部署では）そのようなことは全くありません。
私も産休と1年間の育児休暇を取得しましたし、男性で育児休暇を取得する方もいます。転職の際に私自身、女性としての働き方について考える機会がありましたが、トーマツは女性だけでなく、外国籍の人も働きやすい環境になってきているなど、非常にダイバーシティ推進に積極的だと感じます。
今後はシニアマネジャーとして、メンバー全員の家庭と仕事のバランスをうまく取りながら、質の高い業務ができる環境を整えてゆくことに貢献できればと思います。
私はトーマツの企業内保育園を利用して、出社前に子どもを預け、17時半までに仕事を終わらせて、子どもを迎えにいくというスタイルで働いていますが、これが特別なことではなくなる環境となればよいと思っています。
プライベートが充実していれば人間力の幅も広がりますし、より柔軟性と弾力性を持って業務にあたれるはずですから。

※役職・内容はインタビュー当時のものになります。