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長期ビジョン構想と骨太な新規事業群の立ち上げを通じて、クライアントにとっての第三創業の実現へ

長期ビジョンのブランディングと破壊的イノベーションとなる新規事業群の立ち上げを通じて、次なる社会像を世に問い続ける

本プロジェクトの狙いや背景等

クライアント経営陣にとってのトップイシューは、100年以上の第一創業、50年以上前の第二創業に次ぐ、第三創業の姿を描き、足掛かりをつくることでした。

求められたのは、漠然とした方向性の提示ではなく、自社のゆるがない社会に対する提供価値にも通じる強い会社としての意思を持てる方向性であり、将来社会を見据えて十分に新規事業群を形成できる大きなポテンシャルのある方向性でした。

この難易度が高い「経営の問い」に対してデロイトは2つのアプローチで応えました。

1つ目は、100年以上にもわたる歴史から、揺るがない自社の提供価値と発展の過程を言語化した上で、社会トレンド及びグローバルでのスタートアップ投資動向等の先行指標の掛け合わせにより、第三創業に向けてフォーカスすべき領域を定義し、全社の長期ビジョンに昇華させました。
これに留まらず、社外に対して長期ビジョンを問うブランディング活動(主要Webメディア活用、ブランディングブック作成等)を展開し、多数の社外の同志的パートナーの開拓に成功することが出来ました。

2つ目は、ビジョンで定めた大きな方向性から、本業の成長鈍化に伴う新たな成長ドライバーとなる新規事業の探索。イノベーション/新規事業を構想に留まらずEen to Endで提供する“Business Produce”の専門家チームによる、将来社会に向けた構想~新規事業群の立ち上げに成功しました。

プロジェクトにかかわるメンバー及びそれぞれの役割について

■上記ブランディング系案件でのデロイトの関与:
ワークショップ等を開催し、自社の提供価値の再発見、ストーリー化を実施、デロイトデジタルアセットであるTech harborを活用し、ニューテクノロジーのトレンドモニタリングを実施し、
自社の提供価値を起点とした2030テクノロジーカオスマップ及び投資戦略骨子を策定しました。

・Deloitte Strategy Unit及びCreative Team →3名程度
・デロイトから社外への業務委託(Editor、Photographer、Illustrator等)→10名程度

■上記イノベーション/新規事業系案件でのデロイトの関与:
ゼロからの事業アイデア構想→ビジネスモデル構築→ステークホルダー間の利害調整→サービス実構築→市場ローンチ→事業KPI達成まで、一貫して主導的な立場でのリード=“Business Produce”。複数の事業を市場ローンチさせました。
・Deloitte Strategy Unit及びAuto Team →8名程度

プロジェクトを成功させる上でのポイントやプロセスについて

■ブランディング系案件
策定した長期ビジョンの長期間のブランディング活動(社外有識者対談や発信のためのコンテンツ作成)を通じて、長期ビジョンに深く向き合い続けることで、クライアントリーダー一人一人が心から腹落ちすることができ、社内外のビジョン浸透ならびにパートナー探索に大きな弾みとなりました。

■イノベーション/新規事業系案件
デロイトがグローバルに蓄積してきたイノベーションマネジメントの方法論に則り、アイデアの早期検証を実施し、顧客の生の声を収集し、世論を形成(主要メディアへの露出を通じて数千件のポジティブコメントがSNSに投稿された)し、社内及びステークホルダーからの事業性や社内競合等に関する疑義を解消し、事業目標を達成し拡大局面に入ることが出来ました。

本案件ならではの難しさややりがい

関与者のうち1名はクライアント先に出向し、新規事業役員として事業拡大を牽引していきます。
デロイトにおける新たなキャリアモデルの先行事例となっています。

本案件における、DTCならでは、または、Divisionならではの取り組み

Strategy Unitのイノベーションチームが有する“Business Produce”人材をコアにしながら、自動車セクター、デロイトSEA、アナリティクスチーム、クリエイティブチームなど国内外のデロイト混成チーム(含むデロイトからの社外業務委託)を通じて、誰にも成しえない唯一無二の価値を生み出せました。

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