Business Model Innovation | オファリングサービス

中期経営計画・成長戦略策定支援

既存ビジネスから飛び出し、飛躍するために必要な中計の骨組みやそれを支える新規事業の方向性検討をEnd to Endで徹底的に支援

本プロジェクトの狙いや背景等

クライアントは国内トップクラスの規模を誇る大手企業でありながらも、既存事業の伸び悩みを感じており、次世代の柱となる事業を模索していました。
そこで本プロジェクトでは、客観的な視点から“クライアントならでは”の中長期成長戦略を検討することを目的としプロジェクトを実施しました。

プロジェクトにかかわるメンバー及びそれぞれの役割について

個別テーマを含むプロジェクト全体を牽引・統括し検討するチームと、個別テーマを検討する複数のチームの2種類のチームを形成し、DTCからは合計20人程度が参画しました。
全体検討チームでは、中計として目指す全体ビジョンの検討や個別テーマ検討・チームの進捗・リソース管理・ビジョンや他チームとの整合性担保を担い、3-4人のメンバーが参画しました。個別テーマ検討チームでは、それぞれの領域で新規事業のアイデア出し・具体化を担い、各3人程度のメンバーが参画しました。

プロジェクトを成功させる上でのポイントやプロセスについて

今回のプロジェクトでは新規事業に“その会社らしさ”を押し出せるか、が最も重要なカギとなりました。自社の強みを生かした新規事業でなければ、既に先行して取り組んでいるプレイヤーに打ち勝つことが難しいため、「既存のアセットとの親和性があるか」「理念とマッチしているか」をクライアントと密に議論を行いました。
また、多くの日系企業同様、中計で策定された“戦略”と“実行”が噛み合っていないことが、クライアントにおいても課題となっていました。今回のプロジェクトでは現場の部長クラスを全体方針策定や個別テーマ検討に積極的に巻き込むことで、“実行”の目線を中計に盛り込むとともに、実行を担う各カンパニーに於いて「自分たちが中計を策定した」という当事者意識が醸成される環境を構築しました。
上記に加え、DTCのメンバー個々人が“検討した新規事業を、実際に自分がリアライズできるか”という観点で、実力だけでなく自信や主人公/当事者意識をもって取り組めるかをチーム内で相互点検しながら推進しました。その結果として、実践的なプレゼン・コンテンツを提供できました。

本案件ならではの難しさややりがい

DTC側・クライアント側からそれぞれ約20人程度が関与する大規模かつ複数領域に跨る広範囲のプロジェクトとなったため議論が発散しそうになる場面もあり、資料準備~ファシリテーションまでそれぞれの役割のメンバーが最大限工夫をする必要がありました。その中で、「DTCとしての総合力と各領域の専門性というエッジを提供できたこと」「Business Model Innovationユニットとしてのプロジェクト全体の牽引・統括」が成功に寄与したと考えます。

一方で、全ての参加者がクライアント企業の将来を粉骨砕身で考え抜くという意味ではまさに一枚岩の状況で、一員として貢献できることに大きなやりがいを感じるプロジェクトとなりました。

本案件における、DTCならでは、または、Divisionならではの取り組み

DTCとしての総合力・各領域におけるエッジ、Business Model Innovationユニットとしての牽引力・事業変革力を活かし、文字通りEnd to Endで構想~実装における各検討フェーズをシームレスに繋いで支援しました。
具体的には、中計全体としては包括的な視点から鋭く戦略の方向性を示しつつ、個別テーマの検討では各テーマに精通したDTC内の専門家が参加することで深い検討を行い、支援内容・体制等のあらゆる面でベストな価値提供ができました。

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